出産は女性の人生に大きな影響を及ぼします。

育児休業を取得したのはいいけれど、状況が変わりどうしても復職できなくなってしまうということもあるかもしれません。

実は私もそうでした…。
本当は我が子が一歳になる前に復職する予定で、実際そのつもりでいました。

しかしいざ復職しようとすると、育休取得前とはかなり職場の労働環境が変化していたのです!

独身時代から長年続けて来た仕事ですし私に合っていた職場だったので、できれば復職したかったのですが私の部署は人数を削減されており、もし続けたいのなら残業が多くノルマの厳しい部署への異動や長時間の通勤時間、他にも給与面などでもかなり不利な条件を飲まなくてはなりませんでした。

生活のことはもちろん、帰宅が23時近くなる日もあるなど育児との両立の面から考えても復職は厳しく、主人にも大反対を食らいました。

しかし復職しないで、転職を考えるとなると育児休業給付金のことや保育園のことなど様々な不安が頭をよぎりました。

そこで育児休業を取得した後、復職しないという選択肢をする場合、さらには転職を考える時注意すべきことや知っておくべきことを私の経験から3つご紹介しますね。

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育児休業を取得した後復職しないことは可能なの?


なかには旦那さんの転勤などにより急に遠方への引っ越しが決まり、以前の職場への通勤が不可能になった等やむを得ない事情により復職ができない方もいるかもしれません。

しかしあくまでも「育児休業」とは、“休暇の後に以前の職場に戻ることが前提”の休業なのです!

復職しないという選択はやむを得ない、仕方がないという事情がある場合のみにしましょう。

では絶対にダメなのか?…というと、そんなことはありません。
復職しないことは可能です!

しかしそういったことがあると、同じ職場内で後から出産する女性は育児休業を取得しにくくなるかもしれません。
周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

復職をしないと決めたなら気をつけるべき点をいくつか挙げておきますね。

直属の上司には少し早めに伝えておく。

言うまでもありませんが、会社というものはチームプレイによって成り立っています。

少なくとも退社の意思を伝えるまでは会社はあなたが戻ってくると信じて待っています。
辞めると言われたなら、それまであなたが担当していた仕事の手配をしなければなりません。

あなたが戻ってくるまでの間、短期間の派遣社員やパートを雇用しているかもしれず延長してもらえるか話し合ったり、それが不可能なら新しい人を雇用するか検討したりしなくてはならないことがたくさんあります。

当然ですが新人を雇用するならば募集期間、研修期間などが必要でありそのための投資も必要になってきます。

ですから直属の上司だけには少し早めに伝えましょう。
場合によっては「同僚や会社へはまだ内密にしておいて欲しい。」とお願いしておくこともできるかもしれません。

あるいは決定したこととして話すのではなく、「悩んでいる」「もしかしたら復職できないかもしれない。」と可能性について話しておいてワンクッション置くだけでもかなり違ってきます。
私の場合そうしたのですが、いざ復職できないことを会社へ正式に話したところ上司が「相談は受けていたからね。大変残念だけど、そんなようなこと言っていたものね。」と言ってくれスムーズに話が進みました。

会社への連絡は退社の社内ルールに従う。

そもそも育児休業を取得するための会社の規定に「復職を前提に」というようなものがあるはずなので、「復職するつもりはない。」とすぐに言ってしまえば育児休業をいきなり利用できないようにされてしまったとしても会社的には問題がないのです!!

生活のこともありますし、そんなことになったら大変ですよね。

育児休業をなるべく有効に利用することにはメリットがあります。
転職やライフプランについて考えることができる時間になるだけでなく、その間は社会保険料が免除され、「育児休業給付金」が支給されます!

こちらは育児休業給付金について説明された動画です。参考になったので是非ご覧ください。

例えば「退職する場合は一か月前に申し出る」という社内規定があるのならそれに従って、育児休業が終わる予定の一か月前に会社に復職できないことを伝えましょう。

・復職しない理由があくまでも「やむを得ない事情」によるものであることを伝え、そうするしか選択肢がなく迷惑をかけることを大変申し訳なく思っていることを伝える。

くれぐれもこちらの要求を承諾させたいがために論点をぼかしたり他人や会社のせいにしたりせずに、誠実さを示しましょう。

“立つ鳥跡を濁さず”ということわざがあります。引き際はなるべくトラブルのないようにして去りたいものですね。

さて、育児休業の間にもらえる「育児休業給付金」ですが、復職しないなら返納しなくてはならないのでしょうか?

次にその点をご説明します。

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復職を前提の「育児休業給付金」は返納しなきゃダメ?


育児休業の後復職しなくても、支給された「育児休業給付金」を返納する必要はありません!

また、その間免除された社会保険料を遡って支払う必要もないので安心して下さい。

では、もうすぐで保育園に入園できる決定通知が来るという時に復職しないで転職する場合はどうなるのでしょうか?保育園に入れてもらえなかったら働けないというママも多いはずですよね。

最後にその点について書きますね。

育児休業を取得した後、復職せず転職すると保育園には入れないの?!

保育園への入所申請中に復職しないとなると、この場合は再申請になることが多いので入所できなくなってしまうこともあります。

しかし、様々な状況がありますから役所で事情を説明して相談に乗ってもらいましょう。

保育園の空きが出ないので子供を理由に復職できないという場合は育児休業を延長してもらえることもあります。

会社への相談はもちろん地域の保育課で相談しましょう。

まとめ

  1. 育児休業を取得した後、復職しないことは可能である。しかし会社への配慮を忘れずに行動しよう。
  2. 復職しなくても育児休業給付金を返納する必要はない。(免除された社会保険料も遡って支払う必要はない。)
  3. 育児休業を取得した後復職せず転職した場合、入所申請中であった保育園には入れなくなってしまうこともあるが事情を役所に伝え相談しよう。

私たちは女性が家庭と仕事を両立できる時代に生きているのです。

出産によって必ずしも仕事やキャリア、働く喜びを諦めなくてはならないわけではありません。

育児休業を取得した後に復職せず転職となると大変なこともありますが、役所や会社と相談しながら最善の方法が見つかることを祈っています。

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