つわりでお風呂が辛い…そんな人のためのリフレッシュ法

つわりがひどくて何もする気が起きない…。そんな経験は妊娠している女性なら多かれ少なかれ経験しているのではないでしょうか?

かという私もその一人で、4日連続でお風呂に入れなかったときもありました…。吐き気などの症状がひどすぎて、体を洗ったり拭いたり髪を乾かしたりする体力がなくなってしまいますよね。

つわり中の妊婦さんにとって、浴室の湯気やシャンプーなどのにおいは辛いもの。具合が悪いときには起き上がるのも大変だけど、ずっと風呂に入らないままというわけにもいかない…。

もともと私はバスタイムはゆっくりリラックスできる大好きな時間だったので、それができなくなってしまったことがすごく辛かったです。

どうして妊娠中のお風呂で動悸や気持ちが悪くなるようなことが起こるのでしょう?
今回は、多くの妊婦さんの不安を取り除くべく、この理由と対処法についてご紹介していきます!

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どうして気持ち悪くなるの?


それではなぜ、つわり中のお風呂は余計辛く感じてしまうのでしょうか?その理由は妊娠による体の変化にありました。

妊娠すると6週~24週までの間は心拍出量が通常の約1.5倍になります。心拍数が正常化に戻るのが産後6週間頃であると言われています。

つまり、赤ちゃんの生後1ヵ月半頃までは心拍出量は通常時よりも多いんです!

これは子宮が大きくなるにつれ必要な血液量がどんどん多くなっていくからなんです。そのため心拍出量がとともに心拍数が上がって動悸があがってしまい、気持ち悪いという感覚に繋がってくるのです。

また、普段は気にならない湯船が原因ということも。お腹にかかる水圧のせいで気持ち悪くなっている可能性もあります。子宮が大きくなるにつれて胃や横隔膜などが圧迫されています。ただでさえ圧迫されている状態に水圧がかかりさらに辛くなってしまいますね。

気持ち悪くなったり、呼吸が苦しくなったりするのはこれらが理由である可能性もあるんですね。

それだけでなく、ホルモンの関係で子宮が大きくなってくると胸やけがしたり、げっぷがよく出るなど消化器系の症状が出てきて、胃が圧迫されたり胃の入り口のしまりが悪くなって吐き気を催してしまったりもしますよね。

このように、つわりの症状でお風呂に入れなくなる原因は色々考えられるのですね!

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つわり中でもさっぱりしたい!お風呂でのリラックス法

それでもやっぱり、お風呂に入ってさっぱりして清潔な状態を保ちたいですよね!
そんな時に心身ともにさっぱりできるつわりが辛いときの入浴テクニックをご紹介いたします♪

短時間でぬるめのシャワーにする

まず、湯気や水圧などへの対策としては浴槽にお湯を張るのはやめてみましょう。シャワーに切り替えて、浴室内が温もりすぎないように、ぬるめの温度でさっと浴びるのがおすすめです。
心拍数が上がっている心臓に負担をかけないためにも、熱いお湯でなくぬるめのシャワーでささっと早く入浴をすませてしまう方がいいでしょう。逆に身体を冷やしすぎてしまうのもいけないので、ほんのりと温かい38度から40度ほどのお湯がベストです!

無香料のソープやせっけんを使う

また、シャンプーやボディソープ、石鹸などの香りが原因で気持ち悪くなってしまう方はできれば無香料のものに変えてみましょう。ちなみに私はベビー用の泡シャンプーなどを使っていました。無香料のものでさっぱりした洗い心地なのでオススメですよ♪

他の人の入浴後の残り香をかがなくていいよう、1番最初に入浴をすませてしまうなどの手もありますね!

少し身体や心に余裕がある日は、無香料からシトラスなど柑橘系の香りのシャンプーなどにしてみるのもいいでしょう。特にベルガモットやマンダリンの香りはリフレッシュ&リラックス効果絶大ですよ♪

洗い流さないシャンプーや蒸しタオルを使う

もしどうしてもお風呂に入れないけれどスッキリしたい場合は水で洗い流す必要のないシャンプーを利用したり、蒸しタオルで身体を拭くなどを実践してみてはいかがでしょう?私は本当につわりが辛かった時、このやり方でだいぶリフレッシュができました!
また、足湯をしてみたり清浄綿やウォッシュレットで性器を清潔に保つことも大切ですね。
汗をかいたらこまめに着替えたりするのも気になる臭いを防ぐ方法になりますよ。

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つわり時のお風呂で気をつけること


妊娠時のお風呂は、入浴の最中だけではなくその前後にも気を付けるべきことがあります。
どんなことがあるのか見ていきましょう!

入浴前後は水分摂取!

私もお風呂に入る前はなるべく水分を摂るようにしていました。喉が渇いて吐き気をもよおすことがありますし、お風呂に入ると汗で水分が奪われがちになるので、入浴の前後はコップ1杯のお水を飲むようにしましょう。

入浴後は換気

入浴後は必ず換気をするようにしましょう。私はお風呂から上がるときに、浴室の窓を開けたり除湿器をかけていたりしました。こうすることで、入浴後の湿気による気持ち悪さがだいぶなくなってきますよ!

浴室のすべり止め対策を忘れずに

湿気や貧血、水分不足などによる思わぬ立ちくらみが起きたり、床が濡れているために滑って転んでしまうおそれがあるので、滑り止めの対策は絶対にしておきましょう!今は100均にも滑り止めマットやシールなども売っているので、経済的な負担をかけずに対策ができますよ♪

出産後にそなえて浴室・脱衣所を見直す!

出産後を見据えて、赤ちゃんが手に取り誤って口にしそうなものや小さいものがないかも確認しましょう。沐浴などで赤ちゃんが出入りする機会も増えるので、足を引っかけたり転んだりしないように余計なものを置いたりしないようにするといいですね!

入浴は身体を清潔に保つことができ衛生的にも良く、気分転換にもなります。
でも、つわりがひどい時は、1日2日くらいお風呂に入らなくたって大丈夫と開き直ることだって大切です。妊娠中は一人の身体ではありません。自分の身体の声をしっかり聴いて、無理をしないことが一番大事ですよ!

自分を清潔に保ちたいという思いも必要ですが、それよりもママのストレスがお腹の赤ちゃんの負担にならないよう、自分なりのリフレッシュ方法を探していきましょう♪

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