妊娠かも?熱が出るのはいつから?知っておきたい妊娠初期症状について

妊娠を望んでいるときは排卵日から生理予定日までがすごく長く感じると思います。
私も、「妊娠しているのかな?今回も妊娠しなかったのかな?」と常に気になり、早く結果が知りたいと思っていました。身体のちょっとした変化にもすごく敏感になって、これは妊娠のサインなのでは??と調べたりもしていました。

妊娠初期症状には様々あります。妊娠初期症状の中でも、微熱は経験する方も多い症状の一つです。
妊娠初期症状にはどういったものがあるの?

微熱が出る場合はいつから出るの?なぜ出るの?いつまで続くの?
妊娠を待ち望んでいる方が知っておきたいポイントをまとめました。

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普段と何だか違う!妊娠初期症状とは?


妊娠初期と言われる妊娠4~15週に現れる症状を妊娠初期症状、妊娠3、4週に現れる症状を妊娠超初期症状といいます。

妊娠週数は排卵日からではなく、最終生理の開始日から数えます。赤ちゃんは実際には10か月お腹の中にいるわけではないのです。
生理周期が28日の場合は生理予定日が妊娠4週になり、早い場合は生理予定日前にこういった妊娠超初期症状が見られます。

微熱

微熱やなんとなく熱っぽい、身体がほてる、といった風邪のような症状が現れることも多いです。

出血

着床出血と言われ、受精卵が着床したときに少量の出血があることがあります。ほんの少量の場合から1週間ほど続く場合まであります。

腹痛、腰痛

骨盤も広がり、下腹部の痛みや腰痛を生じることがあります。

つわり

なんとなく胃がむかむかする、食べると嘔吐してしまう、匂いに敏感になる、など程度は様々ですが、経験する方は多いです。

胸の張り、痛み

乳腺や乳管が発達することで胸や乳首に痛みが生じ、触れただけで痛むこともあります。

下痢、便秘

腸の動きが鈍くなり、下痢や便秘になることがあります。

眠気やだるさ

いくら寝ても眠い、急激に眠気に襲われる、何だか身体がだるい、といったいつもとは違った眠気やだるさを感じることがあります。

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妊娠と熱、どんな関係があるの?

妊娠を計画している場合、基礎体温を測っている方も多いと思いますが、女性の体温は排卵日を堺に、低温期と高温期に分かれます。排卵日前が低温期、排卵日に最も体温が低くなり、排卵日以降が高温期になります。

これはホルモンの働きによるもので、排卵日前はエストロゲンというホルモンの分泌が増え、受精卵が着床しやすいよう子宮の準備をします。排卵後はプロゲステロンというホルモンの分泌が増えることで着床のために身体を変化させます。妊娠初期症状は、このプロゲステロンの分泌が影響しているのです。

排卵後、受精しなかった場合は再び低温期になり生理がきますが、受精卵が着床し妊娠した場合は、プロゲステロンが増え続け、高温期が妊娠15週くらいまで続きます。低温期と高温期は1~2℃の差があります。高温期が長く続くことが妊娠初期に微熱が出る原因です。

また、妊娠すると体内をめぐる血液量が増えます。血液量が増えることで、身体が熱っぽく感じます。

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妊娠?風邪?どっち??

妊娠初期の微熱はだるさを伴うことがあり、風邪の症状と似ているところがあります。妊娠初期症状を意識していないと、風邪をひいた?と思う人も多いと思います。微熱やだるさだけだと判断は難しいですが、他の初期症状が出ている場合は妊娠の可能性が高く、鼻水や咳も出ている場合は、風邪の症状でしょう。また、妊娠による熱はあくまで微熱です。38℃、39℃の高熱は妊娠が原因で出ることはないので、風邪によるものかもしれません。

妊娠がまだ確定していなくても妊娠している可能性がある時は、風邪をひいたかもしれない、と思っても自己判断ですぐに薬を飲むことはやめておきましょう。お母さんの口から入ったものは、ほんの少しかもしれませんが、お腹にいる赤ちゃんの体内に入ることになります。薬を飲む場合は、病院で妊娠の可能性を伝えた上で妊娠中でも問題ない薬を処方してもらいましょう。

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早く知りたい!検査薬はいつから使える?

熱っぽいし、これはきっと妊娠した!と思ってもすぐに妊娠検査薬を使うことはできません。妊娠検査薬は生理予定日から1週間後からでないと使えないので気をつけましょう。早めに検査をしてしまうことで、何度も検査薬を使わなければならないことになります。正しい時期に使用すると妊娠検査薬の結果は信用できるものです。妊娠初期症状が見られると、いてもたってもいられなくなる気持ちはよくわかりますが、正確な検査をするために我慢しましょう。

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ちょっとしたことで楽になる


妊娠したかもしれない、ということ自体はすごく嬉しいことですが、妊娠初期症状は不快ですよね。ホルモンの影響なので完全に解消されることはないかもしれませんが、少しでも楽に過ごせるための対処法です。

身体を休める

妊娠初期は赤ちゃんの基礎が作られる大切な時期です。無理をせず、だるいときには横になるなどして、しっかり身体を休めましょう。ホルモンバランスの変化で自律神経が不安定になっていることもあります。規則正しい生活で体調を整え、リラックスしてゆったり過ごすようにしましょう。

身体を温める

発熱から寒気を感じることもあります。温かい飲み物を飲む、生姜や根菜を意識して食べる、などして、身体を温めるようにしましょう。妊娠中でも安心して飲めるノンカフェインのルイボスティーもおすすめです。

適度に身体を動かす

妊娠中は激しい運動は避けたほうが良いですし、微熱があるのに無理に動く必要はありませんが、風邪による発熱とは違うので、首や肩を回すなど軽いストレッチをしたり、散歩をしたり、適度に身体を動かすのは良いでしょう。全く動かないとだるさが助長されたり、身体が凝ったりすることもあります。少し身体を動かすと気分もリフレッシュされると思います。

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まとめ

  1. 妊娠初期症状は早ければ生理予定日前から現れる
  2. 個人差があるが、微熱、出血、腹痛腰痛、つわり、胸の張り、下痢や便秘、眠気やだるさといった症状がある
  3. 原因はプロゲステロンというホルモンの影響
  4. 風邪かどうかは他にどんな症状があるか、高熱は出ていないかで判断する
  5. 検査薬は生理予定日の1週間後から
  6. 身体を休め、温めることで対処する

妊娠を望んでいるときは、不安になったりいろいろ考えたりすることもあると思いますが、ゆったり過ごしながら検査薬が使えるようになるのを待ちましょう。

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