新生児のうんちの回数は?色や状態をチェック!

新生児の赤ちゃんのうんちは色・形・柔らかさなど、大人と比べて異なります。
初めて子育てをするママは特に、正常な赤ちゃんの「うんち」について知っておくことが大切になってきます。
そこで今回は「新生児のうんち」についてまとめていきます。

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新生児のうんちの回数は?

赤ちゃんのうんちの回数は月齢によって異なってきますが、今回は「新生児」についてなので新生児の時の回数を見ていきます。

新生児のうんちの回数は1日5~7回が目安で、授乳の度にうんちをする子もいますので多い子では10回以上になります。
もちろん個人差があり、回数が多いからと心配はいりません。
逆に回数が1日2~3回や1日おきと、目安よりも少ない場合は体重・おしっこの量に変化がないならば心配しなくても大丈夫です。

また母乳とミルクで回数が違い、母乳の子よりもミルクの子の方が回数は少ないです。
授乳の度におむつを交換すると思いますが、その時にしっかりチェックしましょう。

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うんちの色・状態は?


新生児の赤ちゃんのうんちの色は黄色・黄緑色です。
黒緑色のうんちが生まれてすぐの頃に出る時があります。
これは赤ちゃんがママの胎内にいた時に羊水などを飲み込んだのが原因で、「胎便」と言われる生理現象の1つです。
生まれてすぐの黒緑色のうんちは病気ではありませんので心配はいりません。

量は1日おきにする子などは多いときもありますが、殆どは少量です。
1日に10回以上する子は、おむつについている量がほんの少しの場合もおります。

新生児の赤ちゃんのうんちの状態は実は母乳とミルクで少し違いがあります。
母乳の子のうんちは水っぽい状態で、匂いは少し酸っぱい匂いがします。
ミルクの子のうんちは黄土色でやや硬めで、匂いは少し酸っぱい・またはほとんど匂いはしません。

匂いが酸っぱいのは腸が健康の証!
というのも腸内には腸内環境を整えるために善玉菌のビフィズス菌がいて、ビフィズス菌を育てるのが乳糖と言われるものです。
乳糖は母乳に多く含まれており、赤ちゃんのうんちの匂いが酸っぱいのはビフィズス菌が腸内にたくさんいるという証拠で健康の証なのです。

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うんちの色は?危険な色はあるの?


赤ちゃんのうんちの色によっては、病院を受診した方がいい場合があります。赤ちゃんのうんちの色によっては、病院を受診した方がいい場合があります。どんな色がなぜ危険なのかまとめていきますので、頭に入れておきましょう。

赤ちゃんのうんちの色は腸の中にとどまっている時間で少し変わってきますが正常なうんちの色は上でもお伝えしましたが、黄色・黄土色・黄緑色・淡い茶色です。 心配なうんちの色は白と赤色です。白いうんちは特に危険!!白いうんちは何らかの理由で胆汁という肝臓から出る汁がうんちに混ざらない時におこります。新生児の場合は先天性胆道閉鎖症の疑いがあります。

先天性胆道閉鎖症とは生まれつき肝臓から腸へ胆汁を送る管が塞がっている・管自体がないことを言います。これは発見が遅れると命にかかわりますので生後2ヵ月までの早期発見が大切になります。白いうんちが出た場合は悩まず、すぐに病院を受診しましょう。

赤いうんちは血=出血をともなう色ですので要注意!考えられるのはサルモネラ菌・O-157のような病原性大腸菌の細菌性の腸炎や腸重積症の病気の可能性があるということ。イチゴジャムのようなうんちが特徴になります。このようなうんちが出た場合は、すぐに小児科へ行きましょう。

一方、赤色でも心配のないうんちもあります。例えば・正常なうんちに糸くずのような血が混ざっている場合。・硬くて頑固な便秘の後のうんちに血がついている場合。これらは肛門や腸の出口に近い部分を少し傷つけている状態で切れ痔に近いので、一時的なものならば、特に問題はありません。

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うんちは情報源!

上にまとめたように、うんちの色・状態で赤ちゃんの健康状態を知ることができます。
赤ちゃんは喋ることが出来ないので泣いてママに知らせますが、うんちの状態から予測できることもあります。
例えば、下痢気味のうんちが出ていて機嫌が悪いのであればお腹が痛いのかも!と予測できお腹を暖かくするなどの対策ができますよね。
これが泣いている原因ではなかったとしても、原因が全く分からないより気にかけてあげる事ができます。

新生児の赤ちゃんは胃や腸の内臓はまだまだ未発達です。
そのため自分が飲める分量よりも水分を多く吸収すると、下痢やうんちが柔らかくなります。
色や体調に変化がなければ様子見で大丈夫ですが、あまり長く続いたりする・いつもの下痢の状態と違うか判断できないときはすぐに病院で診てもらった方が安心です。
判断できないときはくれぐれもママの自己判断で終わらせることは避けて下さい。

新生児だけでなく子供が成長しても、うんちはその子の体の状態を知ることが出来る情報源です。
うんちから赤ちゃんの少しの変化に気づくことが出来れば早く対策や治療が出来ますし、早く気づいてあげる事で赤ちゃんも助かりますよね。

毎日のおむつ交換でうんちの状態をしっかりとチェックしましょう。

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