生まれて間もない我が子と触れ合っている時やふとした時に赤ちゃんの目がより目になっていてびっくりした事のあるママはいませんか?
様子見でいいのか、病院に行った方がいいのか分からなくて悩みますよね。
そこで今回は「新生児 寄り目」についてまとめていきます。
目次
新生児の寄り目の原因は?
新生児のより目は実はよくあることで、より目になっているからとすぐに病院にいく必要はありません。
仮に病気の可能性があっても新生児の頃は診断が出来ないことが多いからです。
より目の原因は主に2つあります。
両目で周りを見る機能がまだまだ未熟なため
新生児の赤ちゃんの視力は実は0.1しかなく、この時期は周りがほとんど見えていません。
ですが、明るい・暗いは分かりますので明るいときは周りを見ようとします。
この時に両方の目で見るのが得意でない為により目になってしまうのです。
目や鼻の肉つきがいい場合
目や鼻の肉付きがいいと、実際は普通なのにより目に見えることがあります。
これは目と目の間にある肉が柔らかいために、中央に黒目が寄っているように見えてしまうのです。
より目になっていたら、どうすればいいの?
上の項目でもお伝えしましたが、新生児の赤ちゃんの場合は病院に行っても判断が出来ない事が多いので新生児の頃は様子を見ましょう。上の項目でもお伝えしましたが、新生児の赤ちゃんの場合は病院に行っても判断が出来ない事が多いので新生児の頃は様子を見ましょう。
目や鼻の肉付きがいい場合も寄り眼に見えるとお伝えしましたが、これは鼻の付け根の部分をつまんでみると確認が出来ます。つまんで内側の白目が見えるならば成長とともに治ることが多いので、それほど心配することはありません。一度ママが確認をしてみましょう。
生後6ヵ月頃になってもより目が治らないようであれば「斜視が原因」でより目になっている可能性も考えられます。斜視は両目で物を見る機能の発達の遅れ・片目の視力が悪くなる可能性が出てきます。なぜなら片目は正面・もう片方は正面ではなく違う方向を見ている状態になっているからです。 生後6ヵ月になっても治らない場合は、一度小児科や眼科で診てもらいましょう。
赤ちゃんの斜視にはどんな種類があるの?
赤ちゃんの斜視はどのような種類があるか知っているママは少ないと思います。
斜視は両目の視線がどのようになっているかで、主に4つに分けられます。
内斜視
これは片方の目は正面を向いているのに、もう片方は黒目が内側に寄っていること。
外斜視
これは内斜視とは反対で片方の目は正面を向いているのに、もう片方は黒目が外側に寄っていることを言います。
上斜視
これは片方の目は正面を向いているのに対し、もう片方は黒目が上に寄っていることです。
下斜視
これは上斜視とは反対で片目は正面を向いているのに、もう片方は黒目が下に寄っていることです。
上斜視や下斜視は、内斜視・外斜視と同時に起こることがあります。
そしてこれらの斜視は「恒常性斜視」と言って常に斜視になっている状態と「間歇性斜視」と言う時々斜視になっている状態の二つに分けられます。
「間歇性斜視」の場合は、気づきにくいので気づくのが遅くなることもあります。
より目と痙攣?
実はより目と痙攣が同時に起こった場合は違う病気かもしれません。
新生児の赤ちゃんは高熱で痙攣を起こしてしまう可能性があるのは、殆どのママが知っていますよね。
ですが熱がない時に痙攣を起こすことが稀にあるのを知っていますか?
例えば授乳中にいきなり体が硬直し、より目になって痙攣を起こしてしまう時があるのです。
この場合は、てんかん・ひきつけの可能性がありますので病院で診てもらいましょう。
授乳中の痙攣は5分以上続くようであれば、救急車を呼んでください。
またすぐに収まっても繰り返し痙攣する場合は、病院に行って見てもらいましょう。
ママやパパがしっかりと赤ちゃんの様子を見よう
斜視の場合は、繰り返し言いますがより目になっていても生後6ヵ月までは診断が出来ないので様子をみて大丈夫です。
6ヵ月になっても治らない時には、病院で診てもらいましょう。
その際に、左右の目がどのように動いているかを伝えるといいでしょう。
より目+痙攣があった場合、親は慌ててしまいますが慌てずに落ち着いて行動してください。
実は赤ちゃんが痙攣を起こしている時に、ママやパパに出来る事はあまりありません。
出来ることは、横に寝かせ呼吸しやすくする・赤ちゃんが痙攣している様子をしっかり観察しメモする・動画を取っておく事くらいです。
動画やメモをしていれば病院で診てもらう時に、先生が判断しやすくなり誤診も減ってきます。
逆に痙攣している時は抱っこや体をゆすると嘔吐する可能性が高まり窒息の恐れもあるので避けて下さい。
実際に子供が痙攣をした場合、落ち着けるママやパパの方が少ないですよね。
私も落ち着いて行動できる自信はありません。
ですが、大人がしっかり見ていないと病院の先生にも症状を話せないので出来るだけ落ち着いて行動するように心がけましょう。