新生児のしゃっくりの止め方10選!母乳が大きく影響している!?

ひなたでスースー

初めて子育てを経験し、生まれたばかりの我が子を見ていると「なんて何もかもパーツがちっこいんだ」と、小さいのに身体が機能していることに妙に感心し、不思議に思ったものです。

 

そう、小さいだけで、機能は大人と一緒なんですよね。だからくしゃみもするし、しゃっくりもします。
けれど母としては小さい赤ちゃんが全身でくしゃみをする姿を見ると、空気が汚れているのではと気になったり、しゃっくりが止まらなければオロオロしたり。最初は些細なことが気がかりになっていました。

しかし、赤ちゃんはどうしてあんなにしゃっくりが良く出るのでしょうか?
自然に止まるとわかってはいても、小さい身体でいつまでもヒックヒックとされているとだんだんと心配になってきます。

 

そもそもしゃっくりというのは身体の中でどうなっているから起こるのでしょうか。

しゃっくりは大人も子供も同じで、何かしら刺激を受けた横隔膜が痙攣して起こっているものです。
では、しゃっくりは止めることができるのでしょうか。新生児のしゃっくりについてまとめてみようと思います。

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どうして出やすいの?

なぜ新生児の赤ちゃんは、しゃっくりが起こることが多いのでしょう?

生まれて間もない成長段階の赤ちゃんは、吸い込む力がとても強いと言われています。
また、ちょっとしたことが刺激になりやすく、いつもと温度が違っていた、風が吹いた、そんな大人にしてみれば些細な事でも敏感に反応しているのです。

 

しゃっくりのきっかけとしては、

  • いつもと体感温度が違う
  • 空気と一緒にミルクを飲んだ
  • 突然何かにビックリした
  • オムツが濡れて体が冷えた
  • お母さんが食べたものが母乳に影響し、体質に合わなかった

 

授乳は、しゃっくりの影響に大きく関係しているようですね。
例えば、ミルクを急いで飲んでいれば空気を一緒に吸い込んでいる確率は高くなります。

また、哺乳瓶の角度や乳首の大きさが関係しているかもしれません。
ゆっくりのペースで飲ませてあげる、空気が入りにくい45度に保てておける哺乳瓶なども近頃は売っているので、活用すると良いですね。

 

そして意外と気がつかないのがオムツが濡れているという事。
最近のオムツはとても性能が良くなっているので、おしっこぐらいで赤ちゃんがぐずったりすることが減ってきています。

おむつが濡れると、お尻からどんどん体温が奪われていきます。
体温の変化が刺激となり、横隔膜が痙攣することがあるので小まめにケアはしてあげてください。

 

また、母乳に影響するという事ですが、お母さんが、

  • 乳製品
  • ナッツ類
  • 大豆
  • 甲殻類
  • 柑橘類
  • 小麦
  • チョコ
  • カフェイン

を摂取していると母乳に移行し、これらの成分が体質に合わない赤ちゃんには刺激となるようです。

 

心当たりがあるお母さんは控えてみると良いかもしれません。
このように、え?そんなことで?というお母さんからしてみれば、全くわからない理由でしゃっくりがはじまっています。

 

これら全てを気にしていたらお母さんも気疲れしてしまいそうです。
原因が無くてもするもの、ぐらいの気持ちであまり心配しなくても良いように思います。

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止め方

さて、赤ちゃんがしゃっくりを始めました。
結構ながく続いたら…かわいそうになって止めてあげたくなるのも母心。

 

大人ならば驚かしてみる、「とうふ」と10回言わせて・・・なんてジンクスもありますが、赤ちゃんはまだしゃべれない。
赤ちゃんのしゃっくりをどのように止めるのか、いくつか例をあげておきます。

 

  • ゲップをさせる
  • 腹ばいにさせる
  • 他に注意をそらす
  • 身体を温める
  • 抱っこしてあげる
  • 外気にふれる
  • 足の甲を優しく手で包み込むように温めてあげる
  • 遊ぶ
  • 息をふきかける
  • 笑わせる

 

足の甲には横隔膜のツボがあるそうです。
小さな赤ちゃんの足なので、強くツボを押すのはあまりおすすめではないので、優しくお母さんの手で包んで温めてあげてください。

 

私が入院中の同室のお母さんが、一日中治まらない赤ちゃんのしゃっくりに「かわいそうなんだけど、どうしてやることもできなくて」と涙目で赤ちゃんを抱いていて、二人でああでもないこうでもないと、解決策を話したことを今でも覚えています。

幸い私の子供はほとんど止まらなくて困った経験はないのですが、どうしてあげることもできなくて困り果てるしかない、あのお母さんの辛そうな姿は見ていて私も辛かったです。

 

とにかく止めてあげないと!と躍起になる必要はないとは思いますが、ご紹介したような古典的なものから、なるほどといった方法がいくつもあるので、試してみる価値はありそうです。

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出にくくする予防法

ここまででわかったことは、温度と刺激のようです。

 

授乳を見直して、哺乳瓶は赤ちゃんの口に合うサイズを用意し、ゆっくりと飲んでもらう。
飲んだ後は優しく抱っこしてあげ、ゲップを促す。

 

身体を冷やさないように小まめにオムツを取り替えてあげ、温度調節を気にしてあげましょう。
赤ちゃんの小さく繊細な身体に、なるべく刺激を与えないようにしてできることはお母さんが予防してあげるとしゃっくりの回数は減りそうです。

あんまり長く続いたら…病院に行ったほうがいい?

赤ちゃん笑顔

色々と確認して試してみても、長い時間赤ちゃんがしゃっくりをしていたら、何かのサインかもしれません。

 

難治性しゃっくり

48時間以上続くしゃっくりで、様々な器官の以上から発生します。

 

漏斗胸

男の子に多く、左右の肋骨、胸骨をつなぐ軟骨の発達がアンバランスな為に起こります。
しゃっくりをしないとわからないほど。

しゃっくりの度に胸がへこむ症状が表れるが、医師に指摘されてから初めて気がつく事が多い。
発育や内臓には何も影響は無い。

 

逆流性食道炎

苦しそうなしゃっくりをする事が多く、しゃっくりと一緒に大量のよだれ、吐き気、嘔吐の症状が表れる。

 

薬の副作用

その時に服薬しているお薬の副作用としてまれに表れることがある。

 

多発性硬化症

滅多にない例です。

もし、あきらかにいつもと様子が違っておかしいようであれば、すぐに医師の診断をうけてください。

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まとめ

病気の中には症状として、しゃっくりが出るという病気もあります。
ですが、ただしゃっくりがでているだけでは病気の判断はできません。

 

赤ちゃんがあまりに長い時間しゃっくりをしている時や、苦しそうなしゃっくりであれば病院に行って診察をうけてください。

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