毎年冬から初夏にかけて流行する水疱瘡。
発熱や腹痛を経て、赤い発疹が多数発症するのが特徴です。
その水疱瘡への治療薬として注目されているのが「ゾビラックス軟膏」です。
今回は、この「ゾビラックス軟膏」の効果と副作用について紹介します。
カチリに変わる「ゾビラックス軟膏」その効果とは?
これは、水疱瘡が発症する前に患部へ塗り、症状を軽減させる効果があります。
しかし、この「ゾビラックス軟膏」はカチリと違い、即効性が期待でき、水疱瘡の症状が発症した後でも効果があるとされています。
目安としては、発症してから数日(3〜4日)で水疱瘡の症状が改善されることになります。
また、「ゾビラックス軟膏」は、水疱瘡以外にも
- 口唇を含むヘルペス
- 単純疱疹
- 帯状疱疹
の治療に使われています。
そのため、子供にも塗って貰っても問題ありません。
が、一部例外があります。それを次の項目で紹介します。
ゾビラックス軟膏の怖い副作用
ゾビラックス軟膏は各種ヘルペスの治療薬として使われていますが、必ずしも副作用がないとは言い切れません。
※ 副作用は少ない方なので、基本的には使って頂いても問題ありません。
軽い副作用としては、
- 下痢
- 軟便
- 吐き気
- かゆみ
などを発症する場合があります。
ですが、極稀に重度の副作用を誘発する可能性があります。その副作用とは、
- 急性腎不全
- 痙攣
- 昏睡
- 血小板の減少
などです。
もし、ゾビラックス軟膏を塗るもしくは服用タイプであれば、服用した際に、いつもと違うなど異変に気づいた場合は、即座に病院へ連絡すべきです。
特に子供・高齢者に関しては、免疫力が弱いため、普段服用している薬の組み合わせによっては、上記の副作用を発症する確率がUPしてしまいます。
また、用法用量を順守しない服用についても、危険ですので注意が必要となります。
ゾビラックス軟膏は水疱瘡に効くのか?
ゾビラックス軟膏は、以前に比べて多くの医療機関で処方されるようになりました。
ですが、処方するしないの基準はお医者さんに一任されています。
例えば、AとBというお医者さんが居た場合、Aは「ゾビラックス軟膏」を処方する。
Bは「水疱瘡は通常、重症にならないので処方しない」ということがあります。
さて、本題に戻りますが、ゾビラックス軟膏は水疱瘡に効くのかということですが、実際には効くとされています。
そのため、水疱瘡には効果があるということになります。
ただ、先程もお伝えしましたとおり、怖いのが副作用です。
この副作用は人によって発症するしないが変わりますので、何とも言えないのが現状です。
ですが、明らかに間違った使い方をしますと、副作用が発症する恐れがありますので、水疱瘡が発症した段階で使うということは間違いありません。
また、ゾビラックス軟膏はインターネットでも購入することが出来ます。
ですが、医者からの説明もなく自己判断で使うことは副作用への一歩に繋がりかねません。
可能であれば、医者から処方して貰い必要であれば資料や注意点をしっかりと聞き、間違った使い方をしないようにしましょう!