赤ちゃんが好む白湯の作り方とは?水道水よりも安心安全な水とは一体…

ミルクを飲む赤ちゃん

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの母乳かミルクでしか栄養や水分を取る事ができません。
しかし外出先では、いつ水分が必要となるか分かりません。

人目があるところでは、なかなか母乳をあげるのは難しいですし、ミルクは作り置きが出来ませんので、その都度作る必要があります。

赤ちゃんが、それら以外で水分を取れるようになるのはいつからなのでしょう。
初めは何から飲ませてあげると負担なく摂取することが出来るのでしょうか。

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白湯とは何か

白湯というのは、一度沸騰させたお湯を飲みやすい温度に冷ましたものです。
お湯を冷ましたものなので、「湯冷まし」とも呼ばれます。

 

一度沸かすのは、カルキなどの不純物を取り除き、口当たり良く飲みやすくする為です。
赤ちゃんが母乳やミルク以外で初めて取る水分として、胃にも負担なく良いことになります。

 

大人でも、体調を整える為に積極的に取る人もいます。
朝一杯の白湯を飲む事で、冷えを解消し新陳代謝を上げる事が出来ますので、ダイエット効果もあると言われています。
たくさん飲む事で利尿作用が働き、体内の老廃物を排出してくれるので、赤ちゃんと一緒に大人が飲むのも効果的です。

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いつから飲ませることが出来るのか

汗をたくさんかいた時や、お風呂上がりの水分補給として飲ませるのか、離乳食を始める前の味慣れの為に飲ませるのかにより時期が変わってきますが、基本的に母乳やミルク以外の飲み物は、生後2ヵ月以降に始めるのが良いとされています。

赤ちゃんの未熟な胃腸には、負担がある物は極力、月齢が上がるまで避ける考えです。
水分補給として飲ませたいのであれば、生後2ヵ月から始めると良いでしょう。

 

しかし、離乳食前の味慣れの為であれば、焦って始める必要はないかもしれません。
赤ちゃんによっては、母乳やミルク以外の物を受け付けない子もいるので、あまり早い時期から、焦って始めると飲まない事にストレスを感じてしまうかもしれません。

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飲ませる必要はあるのか

白湯が飲める事で、気軽に水分補給が出来るようになります。
汗のかきやすい夏や空気が乾燥している冬には、特に小まめな水分補給が必要とされます。

 

白湯は、離乳食の前の味慣れにも良いです。
初期の離乳食では、ほとんどの食材に水を使用しますので、水の味に慣れる事で離乳食をすすめやすくなるという考えです。

離乳食が始まると、母乳やミルクだけの時よりも水分の摂取量が減るので、便秘になりやすくなることがあります。
白湯を積極的に飲ませる事で足りていない水分を補い、更に老廃物を排除する役割がありますので、便秘解消になります。

 

他にも、母乳育児からミルクへと移行する場合に、白湯を挟むとスムーズに移行出来ます。

 

初めての哺乳瓶に抵抗を感じる子も、白湯で母乳以外の味に慣れる事でミルクに抵抗がなくなり、哺乳瓶を使って与える事で哺乳瓶にも慣れていきます。

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飲ませる場合上限(量に決まり)はあるのか

ミルクを飲む赤ちゃん

赤ちゃんは、大人のように大量の水分を一気に取る事は出来ません。
まずは、スプーン一匙から慣れさせ、徐々に量を増やしていきますが、与える場合は、50ccなど少ない量を複数回に分けて、授乳時に影響が出ないようにします。

 

飲み過ぎてしまうと白湯だけで満腹になってしまい、母乳やミルクが飲めなくなってしまいます。
赤ちゃんが小さいうちの栄養は全て母乳とミルクですので、与える量には注意して下さい。

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おいしい白湯の作り方

お湯を沸かすにはやかん、電子レンジ、電気湯沸かし器など色々なものがあります。
温めるというだけであれば、どれを選んでも大丈夫ですが、やかんでしっかり煮沸させる事でカルキが抜けて飲みやすくなるとも言われるので、時間がある場合はやかんで沸かすのがおすすめです。
しかし手間無く作りたいという場合であれば、電子レンジや電気湯沸かし器でも問題はありません。

 

水道水のカルキや水中の不純物に対して心配がある場合は、ミネラルウォーターなど市販されている水を選ぶといいでしょう。
温めるとミネラルが壊れてしまうと思うかもしれませんが、そのような事はありません。
必要に応じて水道水やミネラルウォーターを使い分けて下さい。

 

作った白湯は、その日のうちに飲みきるようにして下さい。
赤ちゃんに飲ませる時は、やけどをしないように必ず冷ましてから与えて下さい。

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赤ちゃんが飲みたがらない場合は

以前は、必ず白湯を与えなければならないと考えられていた時期もありましたが、現在は母乳やミルクで十分水分補給も出来ていると考えられています。

赤ちゃんによっては、母乳やミルク以外の物を嫌がる子もいますので、母乳やミルクをしっかり飲め、水分を取れているような場合は、無理に飲ませる必要はありません。

 

しかし月齢が上がり、授乳間隔が開いてくると、授乳の合間に水分を取らせたいと思う事が出てくるかもしれません。
そのような時に、白湯が飲めると気軽に水分補給をさせてあげられるので、安心です。
赤ちゃんは大人より新陳代謝がよく、たくさん汗をかきますので、小まめに水分補給をして脱水症状など起こさないようにする事が大切です。

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