妊娠超初期で寒気がするのは流産の兆候!?寒気の種類とは?

妊娠超初期の寒気って、どんな意味があるのでしょうか? 妊娠の兆候を知らせるものでしょうか? それとも、流産の兆候でしょうか!?

妊娠超初期の症状は色々ありますが、今回は「寒気」についてまとめました。
ぜひ、参考にしてください。

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この寒気は流産の兆候!?


妊娠超初期に感じた寒気は、後に流産の原因になる、と言われているようですが、今のところ、その説は医師団によって否定されています。安心してください!!

寒気は体の体温上昇により、通常の外気温を冷たく感じるため、体が震える、つまり、寒気を感じることにつながります。妊娠超初期に見られる「ほてり」が原因という事になりますね。

ただし、妊娠超初期症状を感じて、妊娠だ!! 妊娠かも!? と気づく女性はかなり敏感な方か、妊娠を意識して普段から基礎体温などつけている方くらいのもので、ほとんどの方は気づかない傾向にあります。

なぜなら、妊娠超初期症状は生理前症状(月経前症候群)と、とてもよく似ているからです。
ほとんどの女性は、生理前に下腹部の違和感や寒気、頭痛、眠気、情緒の乱れなど、何かしらの症状を持っています。
または、寒気を風邪気味と勘違いすることも珍しくはないでしょう。

なにより、妊娠をしていたとしても、知らないうちに流産をしている可能性を多く秘めているのが妊娠超初期という時期なのです。

定期的に来ていた生理が遅れて始まった…とか、いつもより血の量が多く、塊があった…。
など、妊娠を意識していなければ、少し変わったこと…くらいの感覚で終わってしまうのです。

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あなたの寒気、どこからきてるの?


人生色々あるように、寒気も色々あるんです。
原因は【高温期】による寒気、【貧血】による寒気、【自律神経の乱れ】による寒気など。他には、【つわり】による寒気もあります。

では、あなたの寒気はどこから来ているのでしょうか?
風邪の症状により、飲む薬が変わってくるように、寒気の原因の違いで対策も違ってきます。
ここからは、一緒に寒気の原因と対策を学んでいきましょう。

高温期

黄体ホルモン別名「子宝ホルモン」の分泌により体温が上昇して寒気を感じる時期のことです。
黄体ホルモンはとても大切なホルモンで、この分泌が上手く出来ないと、不妊の原因にもなります。で、体温が上昇したおかげで、外気温をいつもより寒いと感じるのです。

対策は、冬の寒さ対策と一緒だと考えるとよいですね。
人が外気から寒さを感じやすい部位は、首から肩にかけてでしょう。スカーフを巻くなど工夫が大切ですね。ホッカイロを活用するのも良いと思いますが、低温やけどに注意してくださいね。

貧血

貧血と言っても、三通りの貧血があります。
一つは、鉄不足が原因の鉄欠乏性貧血。症状は、動悸と息切れ、倦怠感など、客観的には顔色が蒼白、氷をやたらと食べるなど気になる症状在りませんか?

二つ目は、妊娠により血液の循環が弱り低血圧になることで引き起こされる脳貧血。症状は、頭痛やめまい、立ちくらみなど、脳に十分な血液が届かないので失神し、転倒する危険もありますね。

三つ目は、ビタミンB12または、葉酸の欠乏によって引き起こされる巨赤芽球性貧血。症状は、鉄欠乏性貧血の症状に加え、舌の表面がツルツルになり痛みを伴う舌炎や、味覚低下、食欲不振、若年者での白髪もみられ、ビタミンB12の不足で、四肢のしびれ、知覚障害と歩行障害、意識混濁など精神障害をきたすこともあります。

対策としては、鉄欠乏性貧血を疑う方は、レバー肉以外の食品で意識して鉄分補給をしましょう。緑色野菜に多く含まれているビタミンCは鉄の吸収を助けてくれます。

脳貧血を疑う方は、急な立ち上がり行動や長時間の立ちっぱなしなどをさけ、少しでもめまいが感じられたら横になって、頭に血液を送りやすくしてやることです。体に負担のない運動を行うのも血液循環をスムーズにする為の予防策です。

三つ目の巨赤芽球性貧血を疑う方は、すぐに担当医師に相談し受診をお勧めします。予防策は葉酸の接種とビタミンB12を意識して摂ることです。

自律神経の乱れ

神経システムが不調になると、血行不良やホルモンバランスの乱れから冷え性につながり、寒気を感じます。

対策としては、適度な運動、お風呂は浴槽に入り、朝は軽くシャワーを浴びると自律神経の乱れが少しは改善されるようです。ただし、お風呂上りの体の冷えには気を付けてくださいね。

つわり

早い人だと妊娠超初期に吐き気を感じ、食事ものどを通らない状態のときがあります。その状態が続くと、体のエネルギーが不足してしまうため、寒気を感じることが多くなるのです。

対策は、とにかく自分が食べれるものを見つけて食べるしかありません。食べることのできるものの好みは、多くの妊婦経験者に伺うと人それぞれ違う様でした。チーズが好きじゃなかった妊婦さんがチーズを食べていたとか、よく聞く話です。平気な食べ物を頑張って見つけてください。

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まとめ

妊婦は心も体も大きく変化し、我慢の多い時期です。苦労しただけ赤ちゃんの生まれる瞬間は感動もひとしおなのだと思います。
めげずに、周囲を上手く巻き込みながら、妊婦ライフを満喫してくださいね。

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