妊娠で喉乾く理由は羊水が影響している!?身体に良い水分摂取方法とは?

母親と散歩する兄弟

妊娠すると、女性の体には様々な変化が起こります。

喉の異常な渇きもそのうちの一つで、始めは戸惑ってしまう人も多いはず!

そんな妊婦さんのために、妊娠すると喉が渇く理由や、水分のとりかたについて調べました。

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妊娠すると喉が乾く

一般的に、女性は妊娠すると、やたらと喉が渇きやすくなります。

 

中には、「異常に喉が渇くので、おかしいと思って調べてみたら、妊娠していた!」と、喉の渇きがきっかけで妊娠したことに気づく人もいるくらいです。

最近では家にウォーターサーバーを設置して、成分にこだわった水を宅配で届けてもらうサービスも広まっていますが、そのようなウォーターサーバーのレンタル会社でも、妊婦さん向けにキャンペーンを行っていたりしますよね。

 

なかなか買い物にも行きにくい妊婦さんには嬉しいサービスです。
しかし、なぜ妊娠すると、そんなに喉が渇いてしまうのでしょうか?

それは、赤ちゃんとママの二人分の水分が必要になるからじゃないの?と思われるかもしれません。
ひとことで言ってしまえばそういうことになるのですが、具体的に見ると様々な要因があることがわかります。

 

健康的なマタニティライフを送るために、水分補給が欠かせない理由。
次の項から詳しくお伝えしていきます!

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妊娠すると喉が乾く理由

妊娠すると喉が渇くことには、様々な理由があります。
まず一つは、新陳代謝が活発になること。

 

トイレに行く回数が増えたり、汗をかきやすくなったりするため、水分が必要になります。
また、血液量の増加も関係しています。

胎盤の形成や、赤ちゃんに送る血液の量などを合わせると、妊娠中の血液量は、最大で非妊娠時の2倍以上になります!びっくりですよね。
その血液を作るために、体が水分を求めるのです。

 

そして、妊娠すると喉が渇くさらなる理由が、子宮の中で赤ちゃんを包んでいる羊水です。
実はこの羊水、なるべくきれいに保つために、定期的に入れ替わっています。

出産が近づくにつれて、羊水量もどんどん増えていくため、妊婦さんが摂取しなければいけない水分の量も、妊娠が進むにつれて増えていくのです。
これらの理由で、妊娠した女性、そしてお腹の赤ちゃんにとって、水分補給はとても大事なんですね。

 

では次に、水分を補給する際のポイントを見ていきましょう。

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水分補給が必須な理由

妊娠中に水分を補給することは、妊婦さんの義務である一方、たくさんのメリットがあります。
その一つは、妊娠中になりやすい便秘を予防・改善してくれる効果。

 

水分が便をやわらかくしてくれるため、お通じが改善されるのです。
また、水分をとることで新陳代謝がより活性化され、老廃物が出やすくなって、お肌もきれいになります。

さらに、水分を取ることで尿の量が増えます。
すると、老廃物を排出する効果に加えて、尿道付近の細菌を洗い流して清潔に保ってくれる効果があります。

 

妊娠中の女性は、赤ちゃんを守るために免疫力が低下してしまうので、細菌にも弱くなってしまいますよね。
そのような細菌から体を守るためにも、水分補給が一役買ってくれるのです。

なお、1日に摂取する水分量としては、最低でも2l以上が推奨されています。
また前述のように、妊娠後期の場合はさらに水分量が必要になってくるため、摂取量も2.5l前後を目指しましょう。

 

ただ、一度にまとめて飲むのではなく、200ml〜300ml前後をこまめに摂取するように意識するのがポイントです!

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気を付けるべきことは?

親子の後ろ姿男の子母親

妊娠中の水分補給には、気を付けるべきこともたくさんあります。

 

一つは、水分に含まれる成分。
まず、カフェインには神経興奮作用があるため、妊婦さんの過剰摂取は禁物だとよく言われていますよね。

そのため、コーヒーや紅茶は避けられがちなのですが、実はエナジードリンクなどにもカフェインが多量に含まれていることがありますので注意が必要です。

 

さらに、タンニンには鉄分吸収阻害作用があることが知られています。
実は筆者は、つわりの時期に鉄分系のサプリを緑茶で飲んでしまったことがあったのですが、その数分後に強烈な吐き気に襲われ、嘔吐してしまいました!

そして、鉄分とタンニンの化合物であろう真っ黒な液体を見て、「絶対に鉄分とタンニンを一緒に摂取しちゃダメだ」と反省したものです。
(この場合に限らず、サプリは水で飲んでくださいね。)

 

また、言うまでもないことですが、妊婦さんのアルコール摂取は厳禁です。
お腹の赤ちゃんの低体重や、先天性障害などとの関連が、医学的に示されています。

さらに、スポーツドリンクなども塩分・糖分ともに高いため、飲み過ぎは禁物です。
一方、水分のとり方にも注意が必要です。

 

一度にたくさんの量を飲まず、小分けにし、なるべく内臓に負担をかけないよう常温で飲みましょう。
妊婦さん自身と赤ちゃんの健康を守るためにも、適切な水分摂取を習慣にしたいですね。

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