離乳食の2回食はいつから?簡単で栄養満点のおすすめ献立3選を紹介!

赤ちゃん横顔

赤ちゃんの成長は早いものですね。

ついこの間産まれたと思ったら、もう離乳食を食べ始めています。

離乳食は順調に進んでいますか?「そろそろ2回食を始めていいのかな?」「どうやって進めるの?」と気になるママのために、2回食について詳しくまとめてみました。

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2回食になるのはいつから?

目安として、離乳食を始めて1カ月後から2回食にします。
1回食を生後5カ月で始めたら6カ月から、6か月で始めた人は7カ月から、という具合です。

 

しかし、1回食の1カ月間でスプーンで食べることに慣れて、1回の量をしっかり食べきり飲みこめるようになっているのが前提です。
まだ食べることに慣れていないようなら、慣れるようになってから2回食にしましょう。

2回食になると、1日に必要な栄養の30~40%を離乳食から摂取します。
離乳食の目的は乳離れではなく栄養補給なので、栄養バランスを考えた離乳食作りが大切です。

 

2回食は午前と午後の2回とします。間隔ですが、3~4時間を目安に空けるようにしましょう。
例えば1回目が10時、2回目が15時の場合、間が5時間空いているので、12時に授乳をしましょう。

1回目が9時、2回目が13時ならば間が4時間なので間に授乳を挟まなくて大丈夫です。
大体の時間を決めて、なるべく同じ時間に食べられるようにしましょう。

 

でも、時間が少々ずれても気にする必要はなく、ママと赤ちゃんの生活リズムに合った時間で無理なくあげられるようにしましょう。
ただし、あまり遅い時間にずれ込んでしまうと、食べたものが消化できず、お腹がゴロゴロして夜泣きをする場合があるので、遅くとも19時までには済ませましょう。

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1回食と何が違うの?

1回食から1カ月が経ち、赤ちゃんは口の中の物をゴックンできるようになります。

 

2回食では、舌と上あごを使ってモグモグ食べられるようにするために、流動食ではなくプリンや茶わん蒸しくらいの固さの食事にします。
モグモグができているかどうかは、赤ちゃんを横から見たときに口が、テンポよく動いているかどうかで判断できます。

母乳やミルクを飲む時の口や舌の動かし方は「反射」なので学習する必要がなかったのに対し、食べ物を噛んで飲みこむのは、口や舌の使い方が今までと違うので学習しなければなりません。学習には苦労がつきものなので、赤ちゃんは嫌がるかもしれませんが少しずつでも食べさせましょう。

 

また、食べられる食材が増えるので、いろいろな食材を楽しめるようになります。
いろいろな味付けが楽しめるのと、口の中でいろいろな食感を楽しめるので、食べる楽しさを学ぶことができます。

カフェインの入っていない飲み物(白湯、カフェインレスのお茶等)をあげたりしておっぱいやミルク以外の味に慣れさせることも大切です。

 

2回食になっても、まだ母乳やミルクからの栄養が中心になります。
ミルクは1日3~4回、食後140ml、その他の時間は200~220mlあげましょう。
母乳は欲しがるだけあげて構いません。

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2回食から食べていい食材は?

2回食から食べられる食材が急に増え、献立を考えるのが楽しみになります。

2回分の離乳食作りとなると、かなり手間がかかるので、疲れないための工夫が必要です。
一度にまとめて作り、1回量ずつに分けて冷凍保存しておくと便利です。

美味しく2回食を食べるには、レパートリーを増やしておく必要があります。

 

炭水化物

  • 無糖コーンフレーク
  • オートミール
  • マカロニ
  • スパゲティ

 

ビタミン

  • ナス
  • きゅうり
  • ピーマン
  • アスパラガス
  • ねぎ
  • きのこ類
  • わかめ類

 

たんぱく質

  • 赤身魚
  • 納豆
  • 鳥ささみ
  • レバー
  • 全卵(固ゆで)
  • 牛乳(調理用)
  • ヨーグルト
  • プロセスチーズ

たんぱく質は、アレルギー反応を引き起こす可能性があるので、初めて与えるときは午前中に1さじずつ与えましょう。

卵は、白身にアレルギー物質が含まれるので、黄身からスタートさせて、1カ月経ってから白身を少しずつ与えるようにしましょう。
ベビー用の粉末状のだしや味付けの素も便利ですが、化学調味料が入っていないかを確認してから使用しましょう。

 

調味料

  • みそ
  • しょうゆ
  • 砂糖
  • かつおだし
  • ケチャップ
  • マヨネーズ

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おすすめの献立は?

赤ちゃんお座り

2回食で気をつけることは、

  • 「大人の指でつぶせる固さにする」
  • 「小さなかたまりを意識して調理する」
  • 「栄養バランスを考える」

です。

 

野菜は茹でたものをみじん切りにして冷凍しておきましょう。
うどんやそうめんも柔らかめにゆでて1cmくらいに切ったものを冷凍しておきましょう。

ささみや赤身魚なども、茹でて柔らかくしたものをフォークで細かく潰して冷凍しましょう。
冷凍するときは、すべて1回分に分けてから冷凍すると調理する時に大変べんりです。

「穀物・たんぱく質・野菜・果物類・油脂類」の中から毎食1~2種類選べば栄養バランスは取れます。
また、材料は同じでも調味料を変えるだけでアレンジできます(トマト味、ホワイトソース味、和風味など)。

 

シチュー

鍋に粉ミルク(50ml)と水(小さじ2/3)を入れて、じゃがいも・にんじん・たまねぎ・ささみを入れて火を通し、コンソメ粉末少々で味を調えます。

その後、少しだけ水溶き片栗粉を入れて、完成です。
この水溶き片栗粉が多いと、赤ちゃんにとって食べにくいものになりますので、注意が必要です。

中の野菜をいろいろ変えてアレンジすることができます。

 

野菜あん

鍋に水を入れ、ホウレン草・にんじん・たまねぎ・しらすを入れて煮て、和風だしで味付けをして、水溶き片栗粉を適量入れて完成です。

うどん・そうめん・おかゆ、どれかにかけるだけで美味しく食べられます。
和風だしではなくトマトを入れて味付けをすれば、イタリアンに変身します。

 

チャーハン

おかゆ、キャベツ、黄身(うす焼きしたもの)、鮭のほぐし身を合わせて火を通し、和風だしをプラスします。

野菜を足したり、鮭を納豆やしらすに変えたり、醤油を少々加えてみるだけで味が変わります。
和風だしのかわりに大人のみそ汁の上澄みを使ってもいいかもしれません。

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