
赤ちゃんとママが、1日のうち多くの時間を過ごすのはリビングですよね。
必要なものもおもちゃも全部揃っているのに、おしゃれなリビングだって作れちゃうんです!
赤ちゃんと家族が楽しく過ごせるリビングのレイアウトを考えてみました!
目次
ねんねスペースの作り方のポイント
赤ちゃんのねんねスペースの作り方を紹介します。基本的にリビングで過ごすことが多い赤ちゃん。
そのため、出来るだけ赤ちゃんのためのどのようなレイアウトにしたらいいのか判らない場合はご覧ください。
産まれたばかりの赤ちゃんは、一日の大半を寝て過ごします。
だいたい2~3時間寝ては、起きておっぱいやミルクを飲んでまた眠ります。
寝ている時間が長いからこそ、ねんねの場所を確保する必要があるのですね。
昼間のねんねについては、リビングなどの明るくて適度に音がある場所が望ましいとされています。
寝室のベッドでももちろんいいのですが、赤ちゃんはまだ昼夜の区別がついていないため、生活のリズムが整いにくい原因になります。
昼は明るく、夜は暗く。この当たり前の繰り返しによって、赤ちゃんは朝に起きて、夜に眠ると言う習慣を身に着けていくのです。
また、ママの目が常に届いて安心という意味でも、リビングは赤ちゃんの居場所に最適なのですね。
さてリビングにねんねスペースを作る際に、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?気をつけるポイントは主に4つです。
エアコン
夏の暑い時期や、冬の寒い時期にはエアコンが欠かせませんよね。
エアコンの風が直接当たらない場所に、ねんねのスペースを取ってあげてください。
もしも家具の配置で他のスペースが使えない時には、風向きで調整しても大丈夫です。
窓やドア
窓やドアの付近は、風の流れを感じやすい場所です。
また夏には窓から直射日光が当たりやすく、長時間赤ちゃんがそこで寝ていると熱中症の危険もあります。
気温の変化によって赤ちゃんの体調が崩れやすいので、避けた方がいいでしょう。
テレビや棚
テレビや棚の目の前は、もしもの時に危険な場所です。
避けた方がいいですが、無理なようなら地震対策を確実に行いましょう。
死角
赤ちゃんは時に予想外の行動をすることがあります。
寝ながら足で布団を蹴って移動していたり、大人しく遊んでいると思ったらティッシュを食べていたり。
ママが家事をしながら赤ちゃんの様子をチェックできる場所なら安心ですね。
お世話グッズはひとまとめに!
赤ちゃんのお世話グッズは、意外とたくさんありますよね。
- おむつ
- おしりふき
- おむつ替えマット
- ガーゼ
- スタイ
- ボディークリーム
- ベビーオイル
- 綿棒
- 爪切り
- 体温計
などなど。
お世話をするたびに部屋のあちこちを移動していたら、赤ちゃんもグズる原因にもなりますし、ママも疲れてイライラしてしまうかもしれません。
これらの毎日使うグッズはひとまとめにしておくと便利です。
できれば赤ちゃんがいつもいる場所に置いておくと、お世話の動線もスムーズでおすすめです。
どこになにがあるか定位置が決まっていれば、パパも探す手間が省けて、育児に参加しやすいですよね。
またおむつやおしりふきは、赤ちゃん時代にはかなりの頻度で使うものです。
安い時にまとめ買いしておいて、ストックしておくママも多いのではないでしょうか。
できればストックも、リビングか、リビング付近の部屋やクローゼットに置いておくと便利ですよ。
補充し忘れたままおむつ替えをして、「あっ、ない!」なんてこともたまにあるんです。
そんな時に遠い部屋まで取りに行っていたのでは大変です。
いつも使うものは、使う場所の近くに備えておくのがベターですね。
赤ちゃんが遊ぶスペースを作ろう!
起きている時間が長くなれば、遊ぶスペースを確保することも大切になります。
これまでよりも広い場所が必要になるので、家具の配置を見直したり、場合によっては使用頻度の低い物を移動、処分することになるかもしれません。
これもきっかけだと思って、断捨離をしてみましょう。
スペースが確保できたら、赤ちゃんが遊ぶ環境を整えてあげます。
リビングの床というと、フローリングのおうちが一般的ですよね。
まだ動きが不安定な赤ちゃんの時期は、思わぬ転倒によって頭をごっつんしてしまうのはよくあることです。
厚手のカーペットやジョイントマットを敷くと、もしもの時に安心です。
またマットなどで遊ぶスペースを区切ってあげることで、赤ちゃんがそこを自分の場所だと認識しやすくなるそうです。
赤ちゃんにとって安心して楽しめるので、遊びのバリエーションが豊かになることが期待できます。
ママにとってもおもちゃがリビングのあちこちに散乱する状況が避けられて、「散らかさないで!!」とイライラせずに済みますね。
出しっぱなしのおもちゃを踏んで悶絶した経験のあるママも少なくないはず。
おもちゃの収納は一か所にまとめておくと、片づけもしやすいですよ。
収納棚やおもちゃケースも色々な種類があるので、リビングの雰囲気に合う赤ちゃんスペースをコーディネートしてみても楽しいですね。
リビングの安全を見直そう!
赤ちゃんは動き出すと、グッと行動範囲が広がります。
普段は遊びスペースで楽しく遊んでいても、ママが家事で動くたびに、赤ちゃんもついてきてしまいます。
後追いの時期にはトイレにまで追ってきて、プチストーカー状態。
生後5~6ヶ月頃までには、リビングの安全対策を済ませておくといいですね。
赤ちゃんの安全グッズを以下にまとめてみました。
引き出しストッパー
赤ちゃんは引き出しが大好きです。
開けたり閉めたり、中のものを出してみたり。手を挟むと危ないですし、触ってほしくないものが入っていることもありますよね。
引き出しストッパーをしておけば、いたずら防止になります。
ストッパーは両面テープでつけるタイプが主ですが、テープ跡がつくのが気になる場合には、マスキングテープを家具に貼ってからストッパーを固定すると、後からきれいに剥がれるのでおすすめです。
角ガード
机やローボードなどの家具は、角がとがっていてあぶないですよね。
ちょうど赤ちゃんの顔の位置にあることも多いので、転んだ拍子にぶつけてしまう危険性があります。
角をガードするためのグッズで保護しておくと安心です。
ベビーゲート
階段やキッチンの入り口に取りつけて、赤ちゃんの侵入を防ぐグッズです。
リビング階段のおうちも増えてきたので、目を離した隙に赤ちゃんが階段を上ってしまわないようにゲードをつけましょう。
キッチンに関しては、工夫をすればゲートは必ずしも必要ではありません。
後追いの時期などは、ママがキッチンに入ってしまうと、赤ちゃんがぐずることがあります。
手が届く範囲に危険なものを置かないようにすれば、対策ができます。
暖房器具
冬になると石油ファンヒーターなどの暖房器具を、床に置いているお宅も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが触ってやけどを負わないように、サークルなどで囲っておくといいですね。
網戸ロック
これは友人の経験談から、必要だなと思ったものです。
気候のいい時期になると、窓を開けて網戸で過ごすおうちが多いですよね。
友人もその状況で、赤ちゃんを寝かしつけしながらうっかり眠ってしまったのです。
ふと目を覚ますと、赤ちゃんが網戸を開けて、窓の縁に立っていたんです。
彼女のおうちは目の前がバイパスの入り口で、車通りの多い道。まさか網戸を開けるとは思っていなかったので、ひやっとしたそうです。
赤ちゃんはいつ、昨日は出来なかったことが出来るようになるかわかりません。
扇風機カバー
扇風機の網の隙間に、赤ちゃんの指は簡単に入ってしまいます。
事故を防ぐために、扇風機にはカバーをつけておきましょう。
コンセントカバーとキャップ
ちょうどハイハイ時期の赤ちゃんの目線にあります。
必ずと言っていいほど、赤ちゃんが触る場所です。
感電の危険があるので、カバーやキャップで触れないようにしておきましょう。