つわりが原因の胸やけにはコレ!効果抜群な対処法まとめ

つわりの症状の中でも、最も多くの妊婦さんが経験するのが吐き気や胸やけの症状。消化器系の症状はとっても辛いですよね…。
食べたくても食べられない、全く食べる気が起きない、食べても気持ち悪くて満足感が得られないなど、体力的にも精神的にも辛いことばかり。

私もつわりの時期は、せっかく食べることができたのに胸の痛みや胃から何かがあがってくるような違和感が続いて食事した気になりませんでした(汗)

今回はそんな胸やけの原因とその対処法を伝授いたします。
みなさんの症状が少しでも軽くなって、苦しいつわり期間を乗り切れるようにしましょう!

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つわり時の胸焼けの原因ってなに?


一口に胸やけといっても、その原因は初期のつわりか後期のつわりかで異なってきます。
まずは、時期別になぜ胸やけが起きてしまうのかを見ていきましょう!

初期つわりの場合

原因のひとつとして、妊娠すると分泌量が増えるプロゲステロンという女性ホルモンが胃腸などの消化器官に影響を与えているのではないかと考えられています。
プロゲステロンは子宮収縮を抑える役割があるのですが、そのため子宮近の消化器官の筋肉の収縮も弱めてしまうため、消化器官全体の機能が弱まるとされています。

つまり、妊娠中にプロゲステロンの分泌が活発だと胃腸の働きが弱まって、消化できずに胸焼けしてしまうわけです!

また、初期つわりの胸やけの原因はホルモンバランスのせいだけではありません。
妊娠初期のお腹はそれほど大きくないですが、体内では少しずつ大きくなって臓器を圧迫していきます。このとき、胃が圧迫されると胃酸が逆流することがあり、食道に炎症を起こして逆流性食道炎となる恐れもあります。

妊娠中は消化機能が弱まっているので消化に時間がかかり、胃酸の分泌量が増加してしまいます。胃酸の量が増えると逆流しやすくなるのも要因のひとつと言えます。

後期つわりの場合

初期つわりを乗り越えたにもかかわらず、どうしてまだ胃もたれや胸焼けが続くの?と疑問に思うかもしれません。その理由は、お腹の赤ちゃんの成長と関係しています。

胎児がどんどん大きくなって羊水の量も増えると、子宮全体が大きくなります。そうすると子宮の周りにあった胃や腸が圧迫されて働きが鈍くなり、胃もたれを起こすように。また胃が持ち上げられることで胃液が食道に逆流しやすくなり、強い酸で胃の粘膜が荒らされて胸焼けが起こります。

しかし、出産が近づいてきて胎児が子宮の下の方に降りてくると、胃への圧迫がなくなって、胃もたれや胸焼けがだんだん解消されていきます。

辛いこともありますが、後期つわりによる症状は赤ちゃんが健康に成長している証だと考えましょう。あともう少しすれば赤ちゃんと会えると思えば辛い時期も乗り切れますよ!

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胃もたれや胸焼けを解消する方法は?

【初期つわりの場合】


初期つわりは胸やけなどによって特に食事ができない不安定な時期になるのでとても辛いですよね。そんな辛い時期を乗り越えるためにはどうしたらいいでしょうか?

1回あたりの食事量を減らす

妊娠初期の胃もたれや胸焼けを解消するには、まず食事の取り方を見直しましょう。食べ過ぎると胃酸がたくさん出て胸焼けを起こしやすいので、つわりがひどくなります。

まず1回の食事量は減らして、少しずつ食べるようにしてみましょう。私は少量にして1日に6回ほどの食事に分けていました。こうすることで1回あたりの食事の負荷が減って無理なく栄養が補給できますよ!

また、空腹になると吐き気をもよおしてしまう人は、すぐにつまめるクッキーやクラッカーといったお菓子を持ち歩いたり、すぐに食べられるように枕元に置くなどして工夫しましょう。

食事の内容を見直す

つわりがひどいと食べられるものが限られてしまいますが、食事内容にも十分注意しましょう。脂っぽい食事やスパイスのきいた刺激的な料理は胸焼けを引き起こしやすいので控えてくださいね。

またバナナやプルーンなどはビタミンB6を多く含みます。ビタミンB6はつわりの症状を和らげる効果があるので、おやつ代わりに少しずつ食べるのもいいでしょう。

個人的にオススメなのが「豆腐」です!良質なたんぱく質やビタミンなどの妊婦さんが積極的にとりたい栄養素が豊富に含まれているし、のどごしが良く食べやすいのも嬉しいポイントです♪冷奴は身体を冷やしてしまうので、お味噌汁など過熱調理したものを摂取しましょうね。

【後期つわりの場合】


安定期に入ってくると吐き気はだいぶ収まってくることが多いので、1回あたりの食事の量も増やして食べられるようになってくるかと思います。
また、後期つわりの胃の不調は、赤ちゃんが順調に成長している証でもあります!前向きに考えて乗り切るようにしましょう♪

消化のいいものを食べる

胸やけがひどいときは、うどんやおかゆなど消化が良く飲み込みやすいものを摂るようにしましょう。特におかゆは洋風や和風など、色々と味を変えることができるので飽きがこないで食べられますよ!少し甘みや酸味のあるものが食べたくなったらデザートにヨーグルトやゼリー、バナナなどを食べてみるのもいいでしょう。

胃が荒れているので、揚げ物や脂の多くのった肉、香辛料などの刺激物ではなく、煮魚などのヘルシーな魚料理を食べるようにしたいですね。野菜を食べるときはサラダなど生の状態ではなく、煮たり蒸したりして消化しやすい状態に調理すると胃の負担が軽くなりますよ。

寝るときの姿勢を工夫する

食後は特に胃酸の分泌量が増えるので、食べたあとはすぐに寝転んだりせずに上体を軽く起こした姿勢で過ごすと気持ち悪くなりにくいです。ソファなどに浅く腰かけて、腰にクッションなどをあててみるのもいいでしょう。

また就寝時は、寝ている間に胃酸が食道に上がるのを防ぐように枕を高めにして寝ましょう。おなかが大きくなってくる妊娠後期は仰向けで寝るのが辛くなるので、横向きになって寝るのも眠りにつきやすくなるのでオススメですよ♪

プラスアルファとして、食後だけでなく普段の生活でも前かがみになったりうつむくような姿勢をとらないようにするだけでも気持ち悪さが軽減されますよ!

胸やけのせいでなかなか思うように食べることができず、げんなりしてしまう時期が続いてしまうかと思います。けれど、しっかり原因を把握してそれに見合った対処法を実践していけば症状は劇的に緩和されます!無事に元気な赤ちゃんと出会えるように、ストレスのない食事をして健康に過ごしていくようにしていきましょう。

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