
妊娠が発覚し嬉しいのもつかの間、妊娠初期は流産の不安があったり、つわりなどで体調が悪かったりと、安定期が来るのを待ち望んでいる妊婦さんも多いかと思います。
では、妊娠中の「安定期」とは一体いつからいつまでなのでしょうか。
また、安定期の期間や注意した方が良いこと、過ごし方などについてご紹介します。
目次
安定期っていつからいつまで?
妊娠初期につわりなどの不調に悩まされた妊婦さんにとっては、特に安定期が待ち遠しいところかと思います。
妊娠期間中の安定期とは一般的に、妊娠5カ月(16週)〜7カ月(27週)までの妊娠中期のことを言います。
この時期を安定期と呼ぶのには大きく2つの理由からです。
次に見ていきましょう。
安定期に入るとどんな変化が起こるの?
妊娠中期の安定期に入ると、ママの身体には色々な新たな変化が起こります。
つわりなどの妊娠初期症状が治まってくる
妊娠中の体調変化には個人差がありますが、一般的に安定期に入ると、つわりが治まってくると言われています。
また、それまで高かった基礎体温も下がってくるので、だるさや疲労感も解消してきます。
胎盤が完成する
妊娠16週の頃になると、一般的に子宮の中で胎盤が完成してきます。
胎盤の完成に伴い、赤ちゃんに必要な栄養素が胎盤から送られるようになるため、赤ちゃんの成長する環境も整っていきます。
お腹か大きくなり始め、胎動も感じられるように
胎盤の完成により、赤ちゃんも急成長しますので、だんだんお腹もふっくらとして妊婦さんらしい体つきになってきます。
また、赤ちゃんも大きくなることで徐々に胎動が感じられるようになるのもこの頃からです。
安定期に注意した方が良いことは?
「安定期」と聞くと、何だか体調もよく、まだお腹も重くないし、何でもできてしまうような気分になる人も多いかと思います。
しかし「安定期」と呼ばれる時期であっても、妊娠期間中に本当の意味での「安定期」はなく、全期間通してさまざまなリスクがあります。
流産の可能性もゼロではない
流産の9割は安定期に入る前に起こるものの、安定期に入って以降も1割は流産、早産の可能性があり注意が必要です。
流産の兆候として安定期の妊婦さんが感じる症状として「お腹の張り」があります。
横になって休んでも張りが収まらず、長時間続く場合は受診しましょう。
「たかがお腹の張り」と思って放置すると、破水など流産につながる可能性もあり、早めの受診が大切です。
食べ過ぎに気をつける
つわりも治まると食べ物が美味しく感じられ食欲も沸いてきますが、必要以上の体重の増加は「妊娠高血圧症候群」になりやすくなるなどのリスクがあり注意が必要です。
参考:妊娠時の体重増加の目安
転倒に気をつける
赤ちゃんが急成長することからお腹の重みでバランスを崩しやすくなったり、足元が見えづらくなったりします。
ヒールのない靴で出かける、段差には注意するなど、転倒しないよう気をつけましょう。
こんなことしておきたい!やってよかった!安定期の過ごし方
流産の不安は消えないとは言えど動きやすい安定期に、「しておきたいこと」、「やってよかったこと」にはどんなことがあるでしょうか。
しておきたいこと
出産後にママ、赤ちゃんに必要なものの購入
まだ早いようですが、妊娠後期に入りお腹がより重くなる前に、出産後ママと赤ちゃんに必要なものを揃えておくと良いでしょう。
ママは入院用のパジャマや骨盤ベルト、授乳しやすい洋服や下着、母乳パッドなどが産後すぐに必要になりますね。
赤ちゃん用にも衣類やおむつ、哺乳瓶など一通り必要になるでしょう。
参考:赤ちゃんの服選びのコツ
母親学級への参加
各自治体や参加では、妊娠中の過ごし方から産後の育児まで妊婦さんが知りたいさまざまなことを教えてくれる「母親学級」を開催しています。
なかにはパパも参加できる「両親学級」もあります。
2人で参加して、旦那様にも出産、育児をより理解してもらえると良いですね。
やってよかったこと
運動
自分で簡単に行えるストレッチやウォーキングは、運動不足解消や気分転換に最適です。
また専門の先生による「マタニティヨガ」や「マタニティスイミング」といったレッスンも各所で開催されています。
レッスンでは同じく妊婦さんとの出会いもあり良いかもしれません。
ただし、軽めの運動であっても、お腹の痛みや張りが出てきた場合はすぐに中止し、受診するようにしましょう。
旅行
安定期は動きやすい時期ではあり、赤ちゃん以外との家族と水入らずでのお出かけして良かったという先輩ママさんの声も聞かれます。
ただ、どんなに体調などが良くても細心の注意が必要です。
ゆったりと無理のないスケジュールを立て、念のために旅先での病院を調べておいたり、保険証や母子手帳を持参するようにしましょう。
安定期に入ると
安定期は、つわりなどから解放され、でもまだ身体もそんなに重くなく、妊婦さんにとって過ごしやすい期間ですよね。
流産の可能性がなくなるわけではないということなど、赤ちゃんとママの身体を第一に考えなければなりませんが、赤ちゃんとのご対面の日もあっという間に訪れます。
パパと2人、上の子との時間など、赤ちゃん以外の家族とリラックスして楽しく過ごしていけると良いですね。