妊娠超初期の胃痛とその原因!解消方法はこれだ!

妊婦さんと胃痛…ちょっと意外な組み合わせのようですが、意外にも妊娠超初期に胃痛に悩む妊婦さんは多いようです。
つわりや初期症状でつらい時期、少しでも胃痛を和らげたい方のために、今回は妊娠超初期の胃痛の原因と対処法についてまとめました。

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妊娠すると胃痛になるってホント!?


妊娠が判明する前から胃痛を感じていたという妊婦さんは、意外にも少なくありません。
妊娠が分かりつわりが始まっても、胃痛がおさまらないという人もいますので、妊娠中の女性は本当に苦労が尽きませんよね。

私の場合は、1人目、2人目の時は胃痛を感じたことがなかったのですが、3人目の時は、妊娠が判明する前の段階でやたらと胃がキリキリと痛む時期がありました。
ちょうど育休明けで仕事に復帰したころだったので、仕事のストレスかなぁとあまり深刻には受け止めていませんでしたが、今にして思えば妊娠に伴う胃痛だったのでしょう。

このように、同じ人でも妊娠に伴う胃痛を感じることも感じないこともあるくらいなので、妊婦さんの中にも、胃痛の全くない人からひどい痛みに悩まされる人まで、様々な人がいるのです。

胃痛が続く期間も、つわりが始まると同時に痛みはなくなった私のような人もいますし、つわりの最中も胃痛があった人もいます。
つわりも胃痛もなく元気そのものという妊婦さんもいますし、一概にいうことは難しいですね。

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妊娠超初期の胃痛、その原因とは

では、妊娠超初期に起こる胃痛は、何が原因なのでしょうか。
大きく分けて2つの原因があるとされています。

黄体ホルモンの影響…

妊娠3週目に受精卵が着床し妊娠が完了すると黄体ホルモンが分泌されるようになります。
この黄体ホルモン、受精卵を傷つけないために子宮の収縮を抑える働きをするのですが、その際に、胃や小腸などの消化器官の運動も抑え込んでしまうと言われています。
消化器官の働きが鈍くなることで、食べ物を消化できずに消化不良を起こし、胃の中に食べたものが留まることによって胃痛が引き起こされてしまうのです。

自律神経の乱れ…

妊娠に伴う急激な体の変化により、心身ともに大きなストレスがかかってしまい、自律神経が乱れてしまうことがあります。
自律神経は胃液の分泌を調整する働きがあるため、自律神経の乱れによって胃酸が過剰に分泌されたり、逆に胃酸が少なすぎて消化できなかったりすることがあり、胃痛になるのです。

このような黄体ホルモンの分泌や自律神経の乱れというのは、妊娠16週〜28週の安定期に入ると落ち着いてきて、胃痛もおさまっていくことが多いものです。
妊娠超初期から初期をうまく乗り切っていきましょう。

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どうしたらいい?つらい胃痛の解消法

どうしても我慢できないほどの胃痛ならかかりつけの産婦人科で相談し、妊婦さんでも服用できるお薬を処方してもらうのが有効ですが、自分でもできる対処法もあります。
ここでは、胃痛やつわりでものが食べられなかったり吐いてしまったりする『吐きつわり』と、食べることでムカムカが抑えられる『食べつわり』の2つのケースに分けて見ていきます。

吐きつわりの場合…

吐くことによって胃が傷つけられたり、胃の中が空っぽの状態が続くことで胃酸が濃くなり胃が傷ついたりするので、このような状況を解消する必要があります。
そのためには、食べやすいものや飲みやすいものを見つけて、少しでも胃が空っぽの状態をなくすことが一番!

一般的につわりの最中でも食べやすい食品としては、トマト、梅干し、柑橘系のフルーツ、アイスクリームなどの冷たいものなどがあります。
どうしても食べられない場合は、せめて水分補給は欠かさずに。
牛乳が飲めるようならホットミルクにしてみましょう。
牛乳は胃の粘膜を保護する働きがあります。
その他にも、炭酸水や柑橘系のジュース、冷たい水など、飲みやすいものをこまめに飲むよう心がけましょう。

食べつわりの場合…

食べつわりでは、一気にたくさん食べてしまったり、胃の中に常に食べたものが入っていることによって、胃もたれや消化不良を起こし胃痛になることがあります。
そのため、まずは一気に食べすぎないよう、少しずつ分けて食事をするように気をつけましょう。
飴やガムなどで空腹感を紛らわせるのも効果的です。
また、脂っこいものや香辛料の多いもの、冷たいものなども胃に負担をかける原因となるので、そうしたものはできるだけ避けた方が無難です。

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他にもある!自分でできるケアあれこれ


日常生活や食事面でのちょっとしたアイディアで、つらい胃痛が緩和できることもあります。
そんなプチアイディアをご紹介します。

りんごを食べる

リンゴに含まれるペクチンには、胃痛の分泌を調整する働きがあります。
食後にりんごを2切れほど食べるだけでも、胃痛や胃もたれが解消されたという人います。

炭酸水を飲む

炭酸水に含まれる炭酸水素ナトリウムが胃酸を中和してくれます。
また、黄体ホルモンの分泌によって停滞しがちな胃腸の働きを促進させる効果もあります。
糖分が多く含まれている商品も多いので無糖のものを選び、1日500mlを目安にして飲むようにしてみてください。
それ以上だとお腹が緩くなることもあります。

胃にやさしいものを食べる

刺激の強い食べ物は避け、うどんなど胃に負担のかからないものを食べるように心がけましょう。

食べてすぐ横にならない

消化の妨げになるので、できれば食後1時間は横にならないようにしましょう。

それでもどうしても胃痛でつらい場合は、市販薬などを自己判断で使うのではなく、かかりつけの産婦人科に相談してみてくださいね!
妊娠に伴う胃痛は一時的なもの。この時期をうまく乗り切って、楽しい妊婦ライフを送ってください。

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