奥様がいざ出産!旦那の休みはどれくらい?立ち会い出産のメリットは?

奥様が長い妊娠期間を終え、いよいよ出産!その時、誰よりもそばにいてほしいのがパートナーである旦那様ですよね。しかし、「出産を目前にして夫が仕事に専念してる!」「出産予定日に出張入れてる!」なんて話もちょくちょく耳にします。

できれば、今まで共に乗り越えてきた10か月の集大成を見届けてもらうためにもパパになる人に最後まで支えてもらいたい!そのためには、お仕事をしている旦那様は出産に立ち会うためにきちんと休暇取得の前準備をしなきゃいけないですよね。

今回は、実際問題夫にはどのくらい休んでもらえるのか?夫が出産に立ち会うための休みはあるのか?出産に夫が立ち会う際のメリットはどのようなものがあるのかなどについてご紹介していきたいと思います!

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出産時は配偶者出産(特別)休暇をとろう!


出産は、奥様にとってはもちろん旦那さんにとっても、人生でそう何度もない感動の瞬間となります。きちんと出産の瞬間に立ち会うためにも、旦那様はしっかりと休暇の確認や手続きを行わなければなりませんよね。

一般的には妻の出産にあたり、夫が休暇をとれる制度が存在します!

「配偶者出産特別休暇」というもので、旦那様が出産に際して取得できる休暇のことです。
配偶者が出産する時に職員が休めるように作られた会社の制度なので、出産に伴い必要と認められる入院の付き添いはもちろんのこと、入院中のお世話などを行うにあたって1時間単位で24時間分を分割して有給取得できますよ!

公務員の場合は、出産に伴い必要と認められる入院の付き添い等を行う際、2日の範囲内
の期間であればお休みが取得できます。
ただ、民間企業の場合はその会社の就業規則で定められた期間となりますので、きちんと確認をして自分がどれだけ休暇を申請できるかを事前にチェックしておく必要がありますね。

前述のように休暇の日数については会社によって異なるものの、長ければ5日程度の休みを取ることも可能となっています。なんと千代田区では休暇だけでなく、「配偶者出産休暇制度奨励金」として、1人につき5万円を支給する事業を行っているんだとか!千代田区に会社がある旦那様は要チェックですね~(^^)

また、赤ちゃんは必ず予定日に生まれてくるとは限りません。もしかしたら急に早退せざるを得ないかもしれませんよね!奥さんが臨月に入り、出産が近くなってきたらいつ早退することになるかわかりません。

いざというときのために、業務はなるべく早めにやっておくこと、あるいは必要以上に仕事を請け負わないようにしましょう。また、上司や部署の同僚の方などにあらかじめ近々早退をするかもしれないというのを念押しで伝えておくことも手段のひとつです。

また、配偶者出産休暇を事前に申し込む例としては、帝王切開で手術日程が決まっているときが挙げられます。出産方法を問わず、できるだけたくさん休暇を取ってあげてください。

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旦那様が出産に立ち会うことで得られるもの


出産を間近に控えた奥様は、無事に出産できるかどうかとても不安なものです。その不安をともに乗り越えるために、旦那様の協力は必要不可欠。しかし、見守る旦那様の方にも不安があるのはもちろんのことだと思います。私の夫も、立ち合い出産に関して最初かなり不安を感じていました。しかし、最終的には「きちんと見届けることができてよかった」と互いに納得ができた出産を果たせましたよ!それでは、具体的に旦那様が出産に立ち会うことでどのような効果やメリットがあるのでしょうか?

奥様が安心できる

信頼できる夫がずっとそばにいて身体をさすったり、手を握ったりしてくれるだけでも、気持ちはだいぶ落ち着いてきます。私の場合、潰れるぐらいの握力で手を握り続けてしまっていました(笑)!

出産に立ち会った旦那からは「そばにいることしかできなかった」と言われましたが、それだけでも全然違います。「パパがいてくれると安心できるし心強い!」と、この時点でお互いの信頼関係を深めることで、夫婦・親子関係に強いつながりを持つこともできますよ。

出産の大変さを理解してもらえる
陣痛から出産を終えるまで、夫は妻の必死で頑張っている瞬間を目の当たりにすることでしょう。汗まみれになってものすごい形相になって、女性としてはそんな姿を見られるのは恥ずかしいと思ってしまうかもしれません。けれど、その分きっと旦那様にその痛みや辛さは感じとることができるはず。

出産の大変さを理解してもらえば、産後にママの体をいたわろうとする気持ちが強まり家事育児に積極的になってくれるかもしれませんよ!

親としての自覚が持てる

実際にお腹を痛めて産む母親と違い、男性は妊娠・出産を実体験できないので「親になる」自覚を持ちにくいといわれます。女性はお腹の中で赤ちゃんの成長を実感して母性を育んでいくのに対し、男性は視覚・聴覚・触覚などの五感を通じて子供を認識し、はじめて父性が芽生えるのです。

そのため、自分の赤ちゃんが誕生するその瞬間に立ち会えば、親としての実感がぐっと強く湧くかと思います。

感動を夫婦で共有できる

長い間の妊娠期間に対して、赤ちゃんが生まれる瞬間はわずか一瞬。無事に生まれてきたことを喜び、思わず泣いてしまう男性も多くいるようです。生命の誕生という感動を夫婦で共有できて、泣いている旦那さんを見たら「この人が父親で本当によかった」と、夫婦の絆もより強くなることでしょう。

一瞬だからこそ、夫婦でまたとない素敵な瞬間を一緒に過ごせるといいですね!

立ち会い出産をしたことで旦那様の気分がすぐれなくなったり、その後の夫婦関係が変わってしまうなどのデメリットもあります。しかし、お母さんは命がけで出産を果たします。新しい生命を迎える瞬間の苦しみや感動を共有できることで、夫婦の絆は今までよりずっと深まるはずです。そして何より、旦那様自身の子育てに対する姿勢も真摯なものになっていきます!

ほとんどの会社ではきちんと出産に際してのお休みが取得できるようになっています。きちんと休む権利が与えられているのですから、「なんだか休みづらい…」と負い目を感じずしっかりと休暇をとるべきですよ。

休暇の制度をしっかりと把握しておき、我が子の誕生を胸を張って迎えられるように夫婦で手をとりあって頑張っていきましょう!

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