離乳食で卵を冷凍・解凍させるときに気をつけるべき7つのポイント!

赤ちゃん離乳食

離乳食を始める頃になると、気になる一つにあるのが、赤ちゃんの食物に対する体質。
デリケートな赤ちゃんにとって、食物アレルギーは時に恐ろしい症状を引き起こすこともあるので、お母さんは慎重に食べ物を選んでいると思います。

今回はその中でも、最もアレルギー反応が出やすいとされている、卵に焦点をあててご紹介します。
また、子育て中は何かと忙しいお母さんにとって、離乳食作りは手が抜けない作業の一つになります。

忙しい家事、育児の中で上手に手を抜く方法の一つとして、活用できるのが冷凍保存。
離乳食の冷凍保存についてもあわせてご紹介します。

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離乳食に卵はいつから取り入れる?

もう赤ちゃんのアレルギーについては、調べたでしょうか?
早い方は、離乳食を始める時期に合わせて、調べる方もいらっしゃいます。

 

食物のアレルギーの中で、反応が出やすい食品の中に卵があります。
私の息子もいくつかアレルギー反応がでたのですが、やはり卵も出ました。

 

卵の中でも、卵白は消化に悪く反応がでやすいとされています。
もし、いまお母さんが卵を試してみようかな…とお考えでしたら、まず先に卵黄だけを与えて様子を見てください。

試す目安としては5〜6ヶ月頃が良いでしょう。

 

5〜6ヶ月頃

しっかりと固ゆでし、小指の先ほんのすこしの量から試します。
この時注意してほしいのが、茹でたらなるべくすぐ、白身と黄身を分けてください。

時間を置くと黄身に白身の成分が移ってしまいます。
黄身は細かくして、スープなどに混ぜて食べさせます。

  • 下痢
  • 湿疹
  • 呼吸困難
  • 嘔吐

などしていないか、1〜2日様子をみます
大丈夫ならば、2、3日空けた後、少しずつ量を増やしていって下さい。

 

7〜8ヶ月頃

この頃まで特に問題なく食べられているようならば、白身を試せます。

黄身の時と同様に調理し、量もほんの少しからはじめます。

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平日に食べる

初めての食品は平日の午前中、かかりつけの医院へ何かあれば、すぐに連れて行ける日に行ってください。

 

消化器官の活動、吸収の関係から10時過ぎからの午前中が適しているようです。
私の息子も負荷テストを受ける時はいつもこの時間帯に行っていました。

食べても問題がないようでしたら、少しずつ料理を増やしていくと良いでしょう。
また、生卵は1才までは食べさせないでください。食中毒の心配もあります。

 

卵を使用する場合は、他の食材の栄養バランスを考えながら、使用してくださいね。

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冷凍保存に適した離乳食

離乳食を冷凍保存〔フリージング〕すると、ぐっとお母さんの手間が省けます。
フリージングに適した食材とむかない食材があるので、フリージングしても、美味しく食べられる食材を覚えておくと便利です。

フリージングの基本

  • 野菜は、茹でてから
  • 初期は細かく、1食分ずつ分けて冷凍すると便利
  • イモ類は便利だけど、茹でたまま冷凍するとスカスカに。潰してから冷凍するのが、ベスト
  • 肉、魚は蒸すなどの火を通してから。ササミは細かくほぐす、鶏レバーはペーストが良い
  • 主食となるおかゆやうどんは、1食分に小分け冷凍。麺は少し固めにしておくと、調理するときに調度良い硬さになる
  • 解凍は鍋やレンジを活用。自然解凍は食中毒のリスクが高まる
  • スープは製氷機に入れて、保存すると簡単に取り出せる
  • 解凍後は、火を通すのが鉄則
  • 冷凍保存しても、一週間で使い切る

フリージングできない食材

基本的に水分の多い食材はフリージングにむきません。

  • 水分の多い野菜・・きゅうり、トマト、なす、レタス、トマトはペースト、ピューレなどにすると冷凍できます。
  • 豆腐も水分が多いので難しいです。
  • 牛乳、マヨネーズ、ヨーグルトは分離します。ソースなどに加工すれば大丈夫です。

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卵の冷凍保存の方法と活用法

卵は基本、かたくなるので、冷凍向きではありません。

 

いりたまご、薄焼きたまご、金糸たまごにすると冷凍できます。
1食ずつラップに包んで保存しましょう。

おにぎりに混ぜ込む、卵黄と出汁で茶碗蒸し、茹でた黄身は裏ごしするとミモザになります。
おかずにちょこんと乗せて混ぜながら食べさせる、野菜が湯のトッピングにもなります。

 

完了期にはおやつの材料に使用できます。
親子丼やフレンチトーストにも良いですね。

また注意したいのが、ゆでたまごは白身がゴムのようになるので不向きです。

 

最近、ブームになっている殻ごと生卵をフリージングする「冷凍卵」は、私はデリケートな赤ちゃんにはおすすめしません。

食べられないわけではないのですが、使用するならば良く加熱して使用してください。

 

冷凍しても、サルモネラ菌が死滅するわけではないので、できれば赤ちゃんには、新鮮な卵を使ってあげた方が良いのは、他の食材と同じ考えです。

 

卵の量・・・Mサイズで50〜60グラム(殻を取るとマイナス10グラム)
また、うずらの卵で考えると6個分の量になります
基本は全卵1/2コのいり卵を作るなら30秒で取り出してかき混ぜ、10秒きざみで加熱。かき混ぜながら加熱をする(約50秒)

黄身は7ヶ月〜8ヶ月、豆腐や白身になれた頃から少しずつ様子をみながら食べさせましょう。

8ヶ月過ぎた頃には全卵を試せます。様子を見ながら食べ進めましょう。基本はしっかりと加熱です。

また、半熟卵は1才を過ぎてから、生卵は食中毒には十分注意して、新鮮なものを使ってください。

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美味しく食べるための冷凍保存、解凍ポイント

赤ちゃんこっちを見る

  • 加熱した後は、よく冷ましてから冷凍する
  • うすく平らに形をつくる、食材を重ねないように冷凍保存する、バッドに乗せる、の3点セットで急速に解凍でき、栄養を守ることができる
  • 保存した後は、1週間で使いきる。
  • 保存の際は、日付を記入
  • 一度解凍したものを再び冷凍しない。傷みやすく味が落ちます。
  • 離乳食初期の頃には、ペースト状の物が多いので製氷機の利用が使いやすい
  • カミカミ食べる7〜8ヶ月頃からは、丸めて1個ずつの保存が使いやすい

 

また、レンジで加熱をする際は、少しずつ加熱をしていく方が失敗しません。
蒸す、茹でる仕上がりにしたい時は、ふたをして水分をとじこめて加熱しましょう。

器は耐熱ガラスや陶器、磁器がおすすめ。
吹きこぼれないように、中身に余裕をもたせるのがポイントです。

 

私は、基本的に冷凍保存はしていませんでした。
どちらかというと、裏ごしできているかぼちゃやコーン、バラ凍結したお豆腐を購入して活用していました。

手作りのフリージングは、赤ちゃんにとって安全です。
でも、お料理が苦手だと言うお母さんには、市販の冷凍食材も品質に注意して利用すれば便利です。

 

ご自身にあった方法をどんどん取り入れて、手抜きできるところは手抜きをして子育てを頑張ってください。

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