赤ちゃんの予防接種後のお風呂は?初めて受ける時に知っておくべき点!

「予防接種を受けた日はお風呂には入らないようにする」
と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
でもそれは昔の話!
昔と今はちょっと違っていて基本的には入浴はOKですが、気をつける点もあります。

予防接種は病気にかからないようにするために必要なものです。
でも予防接種なんて自分の子どもの時以来だし、まして小さい赤ちゃんなので何だか心配。長女が産まれたときにそう思いました。
予防接種を受けるときに気をつけることは?
予防接種を受けた後はお風呂に入れてもいいの?
お風呂に入れる場合は何に気をつければよいの?
注意点をまとめました。
赤ちゃんの予防接種を控えている方、ぜひ読んでみてください!

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予防接種当日!気をつけることは?

初めての予防接種、首も据わっていない赤ちゃんを連れて外出するのはまだ慣れず、何だかドキドキしてしまうのは私だけではないと思います。
まだふにゃふにゃしている赤ちゃんに注射針を刺すのは見ているだけでかわいそうに思えるかもしれません。

病院で泣く赤ちゃんをあやすのも大変ですし、初めての予防接種はお母さんも赤ちゃんも疲れるものです。
母子手帳、予診票、医療費受給証といった記載されている持ち物以外に、おむつ、ガーゼ、授乳の準備、お気に入りのおもちゃといったものは事前に準備しておきましょう。

ロタウイルスといった経口接種の予防接種以外であれば接種後に授乳できる病院もあります。授乳間隔が短くて心配な場合には病院に確認しておきましょう。予防接種前の授乳は30分前に済ませておくようにします。
長女の初めての予防接種の時はベビーカーに乗せて病院へ行ったものの中まではベビーカーで入れず想定外でした。両手で抱っこしたままバッグから書類を出すのに困ったことは今も覚えています。

抱っこひもを使って抱っこしていき、リュックやショルダーバッグなど手が空くバッグを持っていくとスムーズかもしれません。

予防接種は37度5分以上の熱があると受けられません。病院まで行って受けられないということにならないよう、風邪気味のときは熱がないかどうかを確認してから病院へ行くと良いでしょう。

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予防接種を受けたあとの注意点

予防接種は受けて終わりではなく、副反応が出ないかどうかを見る必要があります。
まず接種後30分はアナフィラキシーショックというアレルギー反応といった強い副反応が出る可能性があるので、病院で過ごします。

強い副反応が見られない場合は接種後1時間後からはお風呂に入っても良いとされています。また、接種後1、2日は激しい運動をすることで発熱や発疹、下痢といった副反応が出ることもあるので控えたほうが良いとされています。赤ちゃんの場合は激しい運動をするということもないと思いますが、小さな赤ちゃんは外出し予防接種を受けるだけでも疲れるものです。予防接種を終えたあとは家でゆっくり過ごすようにしましょう。

副反応が出る可能性もあるということを頭に入れておき、何か変わった様子がないかを観察します。微熱程度であれば稀ではないのであまり心配する必要はなく、病院へ連れて行かなくても大丈夫です。長女も微熱は何度か経験しました。

もし高熱やひきつけなど、心配な症状が見られたりする場合には必ず受診します。

接種箇所が赤くなったり腫れたりすることを副作用と言います。赤みや腫れもよく見られるものであまり心配する必要はありませんが3日経っても引かない場合、腫れが10cmを超える広範囲に広がった場合は受診するようにします。

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お風呂に入れるときの注意点

昔は今と比べて衛生状態も栄養状態も良くなかったことから、摂取箇所の細菌感染を防ぐ、といった理由で予防接種当日はお風呂に入れない方が良いと言われていたようです。
現在は接種後1時間経てばお風呂に入っても大丈夫です。

赤ちゃんは新陳代謝が良いので汗もたくさんかきます。お風呂に入れて汗や汚れを流し、清潔を保つようにします。
石鹸やボディーソープ、入浴剤も普段使っているものを使って問題ありません。

ただ、注意点が3点あるので気をつけましょう。

ぬるめのお湯にする

赤ちゃんはのぼせやすいので、普段からあまり熱いお湯には入れないようにしますが、熱いお湯は予防接種で疲れた赤ちゃんの体力をさらに奪ってしまうので、ぬるめのお湯にします。温度としては38~39度に設定します。

湯船に入れるのは短時間にし、長湯はしない

長湯も赤ちゃんが疲れてしまうので湯船には2~3分、身体を洗って湯船につかって出るまで10分程度で終えるようにします。

摂取箇所はこすらない

摂取箇所をこすったり刺激することで腫れがひどくなったり広がってしまうことがあります。優しくなでるように洗います。

入浴後は血行が良くなることで摂取箇所が腫れている場合はにかゆみを伴うことがあるので赤ちゃんが気にする様子があったり掻こうとしてしまったりする時には冷やしてあげると良いでしょう。

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お風呂に入れない方が良い場合

風邪をひいて発熱したときと同様ですが、もし微熱でも発熱している場合には、お風呂には入らないようにします。お風呂に入ることで体力が奪われます。熱が上がってしまうこともあるからです。
熱がなくても、食欲がない、何となくぐったりしている、といった様子が見られる場合もお風呂に入れるのはやめておいた方が良いでしょう。

その場合は温かいお湯で絞ったガーゼで身体を拭いてあげます。この時にごしごしこすらないようにし、優しく拭くだけにします。
予防接種の副反応による発熱であれば発熱以外の症状はなく、熱も2、3日で下がるはずです。経過を観察しましょう。

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まとめ

  1. 予防接種当日は抱っこひもと手の空くバッグを使うと良い。
  2. 風邪気味の時は熱がないか確認する
  3. 予防接種後は副反応に注意する
  4. お風呂は接種後1時間後からOK。3点の注意点を確認しながら入れる。
  5. 発熱やぐったりした様子のとき、お風呂は入れないようにする

初めての予防接種は心配なことも多いと思いますが、事前に知っておき、いざという時に焦らないようにしておきましょうね。

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