赤ちゃんの歯磨きはいつから?知らないと絶対損する3つのポイント

赤ちゃんに小さくて可愛い歯が生えてくると、その成長に喜びを感じると同時に「いつから歯を磨いたらいいのかな?」「方法はどうすればいいの?」「虫歯になったらどうしよう。」などと不安になることもあるかもしれません。

私がまさにそれでしたね。

無理やりに磨こうとするとうちの子は泣いて嫌がったので歯磨きの習慣を身に着けさせるまで最初は苦労しました。

しかし正しい知識を身に着け、ちょっとした工夫をさえすれば赤ちゃんの歯磨きの時間は私にとっても赤ちゃんにとってもストレスではなくなりました。

そこでいろいろ試した結果赤ちゃんの歯磨きをする点で役に立った3つのポイントをご紹介します!

スポンサーリンク

初めての歯磨きのタイミングとその方法

個人差はあるものの、だいたい生後6~8ヵ月で下の前歯が生えてきます。

この乳歯が生えてくる時期が歯磨きを始めるタイミングになります。

まずはきちんと手を洗い清潔にしましょう。

次に仰向けに寝かせるか、赤ちゃんが安心できる姿勢にしてあげます。
仰向けがいいという意見もありますが、我が子の場合歯磨きの時間になる度にいつもと違う姿勢にさせられると「ん?これから何をするつもりだ!?」と緊張して警戒しているように見えたので、いつもおっぱいを上げる時のような抱っこした姿勢にするとリラックスしてくれました。

そしてやさしく口の周りや顎などを優しく触り、口を触られることに慣れるようにさせます。

最初は歯ブラシを使用しなくてもかまいません。
清潔な綿棒やガーゼを使ってマッサージをするような感覚で歯を拭いてあげる程度で大丈夫です。

しかしいきなり口の中を触られたり異物が入ってきたりすることを嫌がる赤ちゃんも少なくないはずです。

その点で役立つ点をご紹介します。

▲目次に戻る

スポンサーリンク

赤ちゃんが「歯磨き大嫌い!!」にならないために工夫しよう

赤ちゃんに歯磨きを嫌がられないようにする点で私がまず心がけたのは私自身がイライラしないことでした。

生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌はいないのです。
すぐに虫歯になるということもないので、焦らずリラックスするようにしました。

最初はちゃんと磨かなきゃと思う余り、嫌がる我が子に「もうコラ!ちゃんとお口開けて!!」と叱り、無理やり口を開けさせようとしたのでめちゃくちゃ嫌がられ、泣かれてしまうこともしばしばありました。
やっぱりこちらのピリピリ感って赤ちゃんにも伝わってしまうのですね。

そこで、「遊び感覚」、「楽しみながら」を意識するようにしました。

笑顔で「あーんしよう」「あーん」と自分も口を開けてお手本を示しました。
赤ちゃんはママを観察していて何でもマネしようとするものですから、そこを利用したんです。

楽しそうに夫や自分が歯磨きをしている姿を見せることもしました。

嫌がる時は無理にせず、少し時間を置いてからにしました。
何も一度にすべての歯をキレイにしなくてはならないわけではないので、長時間口を開けさせたままにさせるのではなく、慣れるまでは一日に何回か回数を分けて一本ずつ磨いたのも効果的でした。

とは言えいつまでも綿棒やガーゼで拭いてあげるというわけにもいかないので、徐々にですが歯ブラシを使えるようにしていかないといけないわけで。

そこで効果的だったのは、やはり赤ちゃんのマネをする習性を利用し、アニメキャラクターが出てきて歌で歯磨きを教えてくれる動画を見せることでした。

そして握りやすい柄のヘッドの部分がゴムでできた赤ちゃん用歯ブラシを握らせて、マネするように仕向けました。

一例ですが、子供向けのこんな動画もありますよ。

ところが、「いずれは抜けて永久歯になるのだから多少虫歯になっても大丈夫だよ。」と、それほど赤ちゃんの歯磨きを重視していないママも周囲にはいました。

次にその点について詳しく説明します。

▲目次に戻る

「どうせ生え変わるから♪」という考えは超危険!

当然のことですが、乳歯は抜けても口の中が全部入れ替わるわけではありません。
抜けた乳歯と同じ場所から永久歯が生えてくるので、乳歯の虫歯を放って置けば永久歯が虫歯になる原因となることがあります。

また自然に生え変わる前に虫歯により早く乳歯が抜けてしまうと歯並びが悪くなる原因になったり、痛みを避けようと歯の片側でしか噛まなくなりよく噛まずに飲み込むことが増えることで顎の発達に支障が出たり、固いものを食べなくなるなどの偏食、そのようにして成長期の身体への悪影響に繋がることさえあるのです!

一度虫歯菌が定着してしまえば、子供が大人になってもずっと…一生虫歯に悩まされる可能性があります。

けして乳歯だからと言ってばかにできないのです。

私も疲れていたり忙しかったりした日は赤ちゃんの歯磨きをするための時間を取るのが面倒に思える時もありましたが、このことをいつも思い出すようにして頑張りました。

まだ歯磨きの習慣のない我が子の歯を守ってあげられるのは親だけなのです。

我が家の場合がそうでしたが、時にはせっかく買った赤ちゃん用歯ブラシがかじられて壊されてしまったり玩具になってしまったりなんてこともあると思います。

しかし完璧にできなくてもそのことをママがそのことを意識するだけでぜんぜん違ってきます。

▲目次に戻る

まとめ

  1. 個人差はあるものの歯磨きを始めるタイミングは生後6ヵ月~8ヵ月の乳歯が生えてきた時。赤ちゃんがリラックスできる姿勢で最初は清潔な綿棒やガーゼを使用してキレイにしてあげましょう。
  2. 「遊びながら」、「楽しみながら」を心がけ、アニメの動画を利用するなどして赤ちゃんにとってもママにとっても歯磨きの時間がストレスにならないようにしましょう。
  3. 乳歯の健康は永久歯の健康にも影響があるという意識を持ち、赤ちゃんの乳歯を守ってあげられるのは親だけであることを思いに留めるようにしましょう。

私はこの3つのポイントを心がけたところ、赤ちゃんだった我が子は歯磨きを嫌がらなくなりました。ニコニコして口を開けてくれるようになったのです。

最近では自分で歯磨きをしようとするまでになってきました。

無理やり口を開けさせて歯を磨こうとしてイライラすることがなくなったので、育児のストレスが減りました。

赤ちゃんの歯磨きをする点でも歯磨きを身に着けさせる点でも、焦らないということはとても大切です。

私たち大人で歯磨きができない人はまずいませんね。
皆ちゃんといつかはできるようになりますから、そのことを思い出し焦らずおおらかな気持ちで赤ちゃんと接するようにしましょう。

▲目次に戻る

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事