赤ちゃんがテレビに近い時どうすればいいの?近づき過ぎない工夫は?

赤ちゃんPC

家事に忙しい時間帯、赤ちゃんがテレビを見てくれていると助かりますね。

 

でもふと振り返ると、画面の目の前で見ていてギクッとした経験がありませんか?

 

赤ちゃんがテレビに近付きすぎると、目が悪くなってしまうのでは…と心配になりますよね。

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定位置はテレビの目の前!赤ちゃんの目が悪くなる?

赤ちゃんはテレビが好きですよね。

 

でも実はテレビの内容を理解して楽しむようになるのは、4~5歳くらいだと言われています。乳幼児期の赤ちゃんはテレビの光や音などに興味を惹かれて、画面を見ているに過ぎないのです。

また1歳以下の赤ちゃんの視力はあっても0.4くらい。ですから、よく見ようとしてテレビに近付いて、じっと凝視をするという状況になってしまうのです。

 

大人からしたら、「そんなに近くにいたら逆に見えないんじゃないの?」とも思えるのですが、映像の変化や音を楽しんでいるだけなので、赤ちゃんにとってはちょうどいい距離なのですね。

テレビを近くで見ると目が悪くなる、という心配についてですが、視力が低下するリスクはあまりないので心配しすぎる必要はありません。もちろん1日中テレビの目の前にいるようなら、この限りではありません。

 

赤ちゃんがテレビを近くで見るから目が悪くなるのではなく、視力がまだ低いからテレビに近付きすぎてしまうというのが正しいようです。

ただテレビをあまりにも近くで見ると光の刺激が強すぎるので、注意が必要です。昔テレビアニメを見ていた子供たちが、具合が悪くなるという事件もありましたよね。

 

その位テレビの光は刺激が強いもの、ということを忘れないことが大切です。

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赤ちゃんがテレビに近付きすぎない工夫とは?

テレビを見る最適な距離は2~3mくらいです。赤ちゃんがテレビに近付きすぎないようにするにはどうしたらいいでしょうか?

 

テレビの前にベビーサークルや柵を設置する

物理的にテレビの前に来られないようにしてしまう方法です。他にもテーブルやこたつでガードする、段ボールを利用するというアイデアも。

 

テレビボードを高めのものにする

テレビ台というとローボードが主流ですが、あえて背の高いものにすることで、赤ちゃんが画面の目の前に立つのを防げます。

 

テレビを見る位置を決める

1歳が過ぎてある程度言うことを理解できるようになってきたら、テレビを見る場所を決めるといいですね。お子さんが分かりやすいように床に目印のシールを貼ったり、子供用のイスを置いてあげても。

 

近付きすぎたら、テレビを消す

テレビを見る場所を決めたうえで、それでも近付いてしまうお子さんにはこの方法もいいですね。赤ちゃんは興味のある映像が始まると、ついつい夢中になりすぎてよく見ようと画面に寄っていってしまいます。その都度テレビを消して「近付いたらダメ」ということを教えてあげます。

 

人工芝を敷く

変わったアイデアでは、人工芝をテレビの前に敷くというものがありました。チクチクするから赤ちゃんが嫌がって近付かないそうです。

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テレビが赤ちゃんに与える影響とは?

赤ちゃんがテレビに近付かない対策については、これでバッチリですね。ただ離れて見ているからといって、赤ちゃんにダラダラとテレビを見させるのはやめましょう。

 

子育て中のママなら聞いたことがあると思いますが、テレビの長時間視聴は赤ちゃんに悪影響を与えることが分かっています。

実際に日本小児科医会でもこの問題について言及しています。

 

テレビの長時間視聴によって、子どもの心身の発達に影響を与える可能性があり、コミュニケーション能力の低い子供に育つと警鐘を鳴らしているのです。

というのも、テレビは一方的に情報を与える道具に過ぎないからです。

様々な刺激を提供するだけで、子どもがそれに対して反応しても、応えてくれることはありません。相互方向のコミュニケーションが成り立たないため、子どもは受け身になってしまいがちなのです。

 

このコミュニケーションに関して、子どもだけでなく、大人にも影響があると私は考えています。

テレビを日常的につけていると、無意識に子どもの声よりもテレビの音を聞こうとしてしまっているのです。そのため子どもがなにか話しかけてきても生返事になってしまったり、子どもがはしゃいでいる声が騒音のように感じたりするのです。

 

テレビは親子ともに、コミュニケーションをとる機会を奪ってしまうのです。

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テレビは見せない方がいい?上手なテレビとの付き合い方

赤ちゃん横顔
テレビの影響が心配だから…と全てをシャットダウンするのは、テレビの生活に慣れた大人にとってストレスが溜まるものです。

 

テレビは決して害ではありません。見せ方が大事なのであって、いわゆる「テレビに子守をさせておく」状態が問題なのです。

 

テレビは普段見せてあげられない動物を見せてあげたり、リズムに合わせて踊ったり、子どもにいい影響も与えてくれる側面もあります。

テレビで見たものを実生活で関連づけて話題に出したり、子どもがテレビに反応したら話しかけて共有したりすれば、コミュニケーションを充実させることもできます。

 

1日1~2時間程度を目安にして、本当に見たい番組だけテレビをつけておくように意識をしましょう。

どうしても見たい番組やドラマなどは、録画機能を活用するといいですね。子どもが起きているとどうしても集中できませんから、子どもが昼寝している時や就寝後に、育児で溜まった疲れをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

 

テレビを見せる時間を決めて、他の時間には絵本を読んだり外遊びをしたりして、メリハリをつけて上手に付き合っていけるといいですね。

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