離乳食でだしはいつから使っていいの?種類は?

離乳食が始まると、献立に味付けなどママの悩みは増えますよね。
食材によって食べさせていい時期、そうでない時期があり調べる毎日…
そんな中でも、味に変化をつける「だし」。
今回は「だし」についてまとめていきます。

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離乳食のだしはいつからいいの?

離乳食のだしに「いつから」という具体的な決まりはありませんが昆布だしは5ヵ月から・かつおだしは7ヵ月からが目安です。
ただ最初は食材に慣れることが目的ですので、最初は食材本来の味で始めることが大切です。
基本的に赤ちゃんの離乳食には調味料はいりません。
食材本来の味を覚えさせましょう。

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だしの種類は大きく分けて3つあります。
皆さんも知っている昆布だし・かつお昆布だし・野菜スープです。

昆布だしはあっさりした味で、肉・魚など具材の本来の味や香りを生かすことができます。
かつお昆布だしは和風味に欠かせないものでレパートリーがぐんと増えます。
野菜スープは野菜本来から出るうまみが一押しで、野菜を入れて煮込むだけなのでとっても簡単。
一度にたくさんの具材を入れた方がおいしくできます。
多めに作ってフリージングするといいですよ。

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だしのとり方は?

だしのとり方を順番にまとめていきます。

昆布だし

材料

  • 昆布10〜20g

作り方

  • 鍋に4〜5カップの水と昆布を入れ、約1時間おいておきます。
  • その後、中火にかけ煮たつ直前に昆布を出したら完成です。

昆布を入れる際は、昆布の汚れを拭いてから鍋に入れて下さい。

かつお昆布だし

材料

  • 昆布3×3㎝
  • 削り節10g

作り方

  • 鍋に2カップの水と昆布を入れ、20分ほどおいておきます。
  • その後、弱火にかけ煮立ち始めてから昆布をとり出します。
  • 昆布をとり出した後、強火にして煮立ったら削り節を入れ、火を止めます。
  • 冷めて削り節が沈んだらこして完成です。

ここでも、昆布は汚れをふき取ってから使いましょう。
ちなみに冷蔵庫で1週間は保存が可能で、冷凍保存なら更に長く保存が可能です。

野菜スープ

材料

  • キャベツ1/2
  • 人参20g
  • かぶ1/2個
  • 水2カップ

作り方

  • キャベツはざく切りにして、人参・かぶは皮をむきいちょう切りにします。
  • 鍋に水と切った野菜を入れて中火にします。
  • 煮立ったら弱火にし、10分から〜15分煮込みます。
  • この時、アクがでたら取りましょう。
  • 煮込んだら、こして完成です。

野菜はこの通りでなくても構いません。
ちなみに、野菜をみじん切りなどにすると慣れてきたころにも使えるので便利ですよ。

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だしを使ったおすすめのレシピは?

だしや野菜スープを使ったレシピを初期、中期、後期と分けてご紹介します。

5〜6ヵ月…「しらす白菜そうめん」

材料

  • しらす干し5g
  • そうめん5g
  • 白菜(葉先)5g
  • だし汁大さじ1

作り方

  • そうめんは柔らかく茹でて水でよく洗い、細かく刻んですり潰す。
  • 白菜は茹でてすりつぶし、しらす干しは茹でて細かく刻む。
  • 刻んだそうめんをだし汁でのばし、しらすと白菜をのせる。
  • 食べさせる時に、混ぜて下さい。

タンパク質、ビタミン・ミネラル、炭水化物がとれます。

7〜8ヵ月…「白身魚とキャベツのトロ煮」

材料

  • カレイ15g
  • キャベツ(葉先)5g
  • だし汁1/4カップ
  • 水溶き片栗粉が少々

作り方

  • カレイは茹でて骨と皮をむき細かく刻む。
  • キャベツは茹でてから、細かく刻む。
  • 小鍋にだし汁を入れ、カレイとキャベツを入れて煮込み沸騰したら片栗粉でとろみをつけて完成です。

離乳食で使う場合の白身魚は脂肪分の少ないカレイ、ひらめ、タイなどにしましょう。
これはタンパク質と、ビタミン・ミネラルがとれます。

9〜11ヵ月頃…「和風スープスパゲッティ」

材料

  • スパゲッティ15〜20g
  • 大根5g
  • だし汁1/4カップ
  • ひき割り納豆小さじ1

作り方

  • スパゲッティは柔らかく茹でて水で洗い、1〜1.5㎝に切る。
  • 大根は皮をむき7㎝ほどに角切りにする。
  • 鍋に大根・ひき割り納豆を入れて、大根が柔らかくなるまで煮込む。
  • スパゲッティと③を混ぜて完成。

スパゲッティは細いものを使いましょう。

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「離乳食のだし」で気を付けることは?

赤ちゃんの舌はとても敏感ですから、だしは使わずに食材本来の味を覚えてもらいましょう。

だしを使う時は、昆布だし→かつおだしの順番で離乳食が進まなくなった・飽きてきたかな?と思った時に使うといいです。
味に変化を付けると食べてくれなかったのが、食べてくれるようになりママもレパートリーが広がるので一石二鳥ですよね。

ただし、市販のだしは塩分が強いものもありますので可能な限りママの手作りでお願いします。
多めに作ってストックしておきましょう。
料理が苦手なママや体調が優れないときは、「赤ちゃん用のだし」が売ってありますのでそちらを使うといいですよ。

もし、市販のだしパックを使うなら、調味料(アミノ酸など)や塩分が入っていない天然のだしを大人の1/2~1/3を目安に薄めて使ってください。

そしてこれは「だし」に限らずですが、離乳食を始める5〜6ヵ月の頃は食材に慣れるためと口に取り込んで飲み込む練習をすることが1番大事です。
べーっと出してしまっても、まだ母乳やミルクから栄養を取っているので焦らないで赤ちゃんのペースに合わせて気楽にいきましょう。

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