赤ちゃんの口呼吸はいつから?4つの原因と4つのデメリットを紹介!

赤ちゃん寝てる

寝ている赤ちゃんって、本当にかわいいですよね!

手をバンザイにして、口をポカンと開けて。いつまでも見ていられる、幸せなひとときではないでしょうか?

 

でも、口をポカンと開けている状態は、口呼吸が始まっているかもしれないサインだったんです!デメリットが多いという口呼吸の原因、対策についてまとめてみました。

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生まれたばかりの赤ちゃんは口呼吸できない?

 

新生児は、口呼吸ができないって、知っていましたか?

 

恥ずかしながら、2人の子を育てているにも関わらず、私は知りませんでした。
というよりも、意識したことすらありませんでした。

 

ただ、思い返してみると鼻が詰まっているとき、うちの子たちも、フガフガ苦しそうに息をしていました。
これって、鼻でしか呼吸ができないからなんですよね。

 

赤ちゃんが、口呼吸できない理由は、胸郭が未発達なためです。
そのために、腹式呼吸しかできず、構造的に鼻から息をするしかないのです。

 

また、おっぱいやミルクを飲むためにも、口呼吸ではなく、鼻での呼吸が大切になります。

 

口で呼吸をしていたら、その都度、おっぱいを離さなくてはならなくなって、また一から、おっぱいを探し直すことになって…効率が悪いですよね。

 

赤ちゃんが口呼吸できないのは、いわば、本能の成せるわざなのです。

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赤ちゃんが口呼吸できるのはいつから?

 

では、赤ちゃんは、いつから口呼吸ができるようになるのでしょうか?

 

口呼吸をするためには、肺や咽頭が発達しなければできません。

これまでは、胸郭が未発達だったので、口呼吸をしようと思ってもできなかったんですよね。
これらの器官が、発達してくる目安が、だいたい1歳前後です。

 

また、この時期は離乳食に慣れてきて、3回食に移行し始めています。
早い子だと、離乳食は完了して、幼児食に切り替えているかもしれません。

 

栄養の大半を食べることから得て、おっぱいやミルクは、補助的な役割に。
もしくは、おっぱいは卒業して、食物からすべての栄養を摂っている赤ちゃんもいるかもしれません。

 

おっぱいは、吸わなければ出てこないので、やむを得ず鼻で呼吸をしていましたが、ご飯は咀嚼しながら口で呼吸ができてしまいますよね。
鼻での呼吸に比べて、口呼吸の方が楽にできるのだそうです。

 

一度楽だな、と思ったらついつい口呼吸ばかりするように。

 

こうして癖になってしまって、気付くと、常に口で呼吸をしている状態になってしまうのです。

 

これらの変化から、10ヶ月~1歳ごろから口呼吸をする赤ちゃんが、増えてしまうのですね。

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口呼吸をしてしまう原因とは?

 

赤ちゃんは自分の意思から口呼吸を始めるわけではありません。
なにかのきっかけから、「口呼吸って楽だな!」と気付いてクセづいてしまうんです。

 

赤ちゃんが、口呼吸をしてしまうきっかけはいくつか考えられます。

 

鼻づまり

赤ちゃんの鼻は低くて、鼻の穴も小さいですよね。

でも、鼻水の分泌量は大人と同じくらいなんです。

ということは、つまりやすいということ。

風邪をひいたりすると、すぐに鼻づまりを起こしてしまうのも、これが理由なんですよ。

 

離乳食の食べ方

離乳食をよく噛まないで食べたり、口を開けたまま食べるクセが口呼吸に繋がります。

 

上の前歯が出ている

上の前歯が出っ張っていると、口を閉じるために余分に力を入れなくてはなりません。

常に筋肉を使うことになるので、けっこう大変なんですよね。

楽をしようとすると口が開いてしまい、それがきっかけで口呼吸になってしまいます。

 

赤ちゃんのクセ

唇を噛んだり、爪を噛むクセはありませんか?

これらをしていると、口が常に開いている状態になります。

自然と、口呼吸が身についてしまうんですね。

また、長期にわたって繰り返すことで、歯並びが悪くなったり、前歯が出る要因にもなります。

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口呼吸のデメリット

赤ちゃん手

 

そもそも、口呼吸ってなんでやめた方がいいんでしょう?
楽に呼吸ができるならいいんじゃないの、とも思うんですが。

 

でも、口呼吸のデメリットを知ったら、そんなこと言えなくなっちゃいます。

 

ウイルスやアレルゲンを吸い込みやすい

鼻にはウイルスなど、体に害のある物質を、ブロックしてくれる機能が備わっています。

取り込んだ空気を、温度と湿度を整えて、きれいにしてから肺に運んでくれるんです。
でも、口呼吸をすることで、これらの悪いものが直接体内に入ってきてしまいます。

風邪をひきやすくなったり、アレルギー体質になりやすくなったりするのです。

 

菌が繁殖しやすい

口を開けていると、口内が乾燥した状態になります。

これによって、唾液が持つ殺菌作用がなくなってしまいます。
口臭がしたり、虫歯ができやすい口内環境になってしまうのです。

 

歯並びが悪くなる

口呼吸をするとき、舌が前歯を押した状態になります。

常に押されていることで、前歯が出っ張ってきてしまいます。
それによって、他の歯並びにも影響するのですね。

歯科矯正に訪れるお子さんの中にも、口呼吸によって歯並びが、損なわれているケースも多いそうですよ。

 

集中力が低下する

口呼吸をしていると前頭葉がフルに活動しなくてはならず、常に疲れている状態になってしまいます。

このために、頭がボーっとして、集中できなくなってしまいます。

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口呼吸をやめさせるにはどうしたらいい?

 

デメリットはわかりましたよね。

 

では、口呼吸をやめさせるには、どんな方法が効果的なのでしょうか?

 

鼻づまりを解消する

鼻づまりを早いうちに解消してあげれば、口呼吸のクセがつきにくいですね。

鼻水がたまっているな、というときには鼻吸い器などで吸引してあげましょう。

入口に鼻水のかたまりがあるときは、綿棒やピンセットで取るのも効果的です。

我が家の息子も、生後まもなくはしょっちゅう鼻づまりを起こしていたのでこうしていましたよ。
でも、奥の方の大物を取ろうとするのは、やめておきましょう。鼻の粘膜を傷つけてしまうことになります。

鼻通りをよくするには、お風呂に入ることもおすすめです。

適度な湿度で鼻の粘膜も潤って、鼻水のかたまりも取れやすくなります。
赤ちゃんの負担も少ないので、試してみてくださいね。

また、鼻水が出にくい環境を整えてあげるのも効果的です。

ほこりが、溜まらないようにまめに掃除をしたり、空気清浄機や加湿器を利用して、室内を快適にすることで外因を減少させられます。

 

離乳食の食べさせ方に注意する

離乳食を始めたら、口に詰め込みすぎないようにしましょう。

赤ちゃんの適量を超えて食べさせようとすると、噛むときに苦しくて口呼吸になりやすくなってしまいます。

あとは、大人が正しいお手本になっているかチェックしてみましょう。

赤ちゃんは、ママやパパが食事する様子を、じっくり観察しています。
本来教えるべき立場の親が、口を開けて食事をしていたら、赤ちゃんもマネをしてしまいますよね。

マナーを身に着ける意味でも、家族で食事スタイルに気をつけましょう。

 

3歳までに指しゃぶりをやめる

指しゃぶりや爪噛みなどは、噛み合わせや歯並びに影響します。

3歳までにやめれば、比較的影響は少ないようです。

歯科医は、指しゃぶりなどのクセのある子どもは、口の中を見ればわかると言います。
ママには、わからなくても、歯並びに兆候が見られるのですね。
 

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まとめ

これらの習慣は、赤ちゃんが小さいうちから身に着けておくと楽です。
自分の意思が、はっきりしてから治そうとすると、子どもも親も根気が入ります。

口呼吸が、気になりだしたら、早めの対策をしてみてくださいね。

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