これって陣痛の始まり?お腹の張りで判断するための3つのポイント

予定日よりは前だけど、お腹の張りを感じると「もしかして陣痛?」と慌てることもあるかもしれません。

私も出産を経験したのですが、初めての経験だったので陣痛に気づけないのではないかと不安になったものです。

あの時は「外出先や家で赤ちゃんが出てきちゃったらどうしよう。」などと本気で考え、
そんな悪夢を見たこともありドキドキしていました…。
やっぱりお腹のなかの赤ちゃんの状態って肉眼では見えないですし、ちょっとした変化でも敏感になってしまうものですよね。

陣痛の兆候についてはネットで調べたり本で読んだりしてそれなりに知識を身につけてはいたのですが、人それぞれ違うこともありますし、実際に経験するのと「こんな感じかなぁ?」と主観や情報としてただ知っているのとではぜんぜん違いました。

そこでお腹の張りによる陣痛の見分け方について知っておくと安心できる情報や、注意すべき点について私の経験からご紹介しますね。

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陣痛と勘違いしやすいお腹の張りとは?


妊娠中期から臨月になるとお腹の張りが頻繁に起こる人は「陣痛がきたの?!」と思いがちですね。

実は私、この時期にしょっちゅう起きるお腹の張りに騙されフライングをしてしまったことがあり、焦って産婦人科へ行って「もう少し様子を見て下さい。」と言われ帰されたことがありました…。
仕事中の主人にも連絡してしまったので迷惑をかけてしまい申し訳ないことをしたなと思います。

この時期に頻繁にお腹が張ることを「前駆陣痛」というそうです。“偽陣痛”なんて言われているほどで非常に本陣痛と勘違いしやすいのです。

私のようにタイミングを間違えて産婦人科にくる妊婦さんはかなりいるそうで、病院側も慣れている感じで迷惑そうな態度をとられることはありませんでした。

子宮の収縮によってお腹が張るのですが、まだ体が出産準備を始めているだけなので普通に過ごすことができ特に心配する必要はありません。
入院準備だけはきちんとしておき、慌てずに対応しましょう。

さて、この「前駆陣痛」にはどんな特徴があるのでしょうか。

かなり個人差があるものの、ここに一般的ないくつかの特徴を挙げておくので参考にしてみて下さいね。

  • 痛みに強弱あり。
  • お腹の張りも痛みもやがては自然に収まる。
  • 痛みの感覚がバラバラで不規則。(短くなっていくことはない。)
  • 急にではなく、だんだん回数や痛みが増す。

さらに厄介なことに臨月には便秘しやすくなるので、便秘によってもお腹が張ったり痛くなったりするので本陣痛と勘違いしてしまうこともあります。

本陣痛を正しく見極めるためにその見分け方について次にご説明します。

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前駆陣痛と本陣痛の見分け方はどうしたらいいの?


前駆陣痛と本陣痛の違いを見分けるためのコツとしては、「お腹の痛みや張りが規則的か?」「収まるか?」様子を見ることが挙げられます。

これは陣痛かもしれない!と思ったなら、痛みやお腹の張りにどれくらいの間隔があるのか時間を記録しましょう。

前駆陣痛なら姿勢を変えるだけで痛みが和らぐこともありましたが、本陣痛の場合は横になったり体勢を変えたりしても痛みは変わらないですしそんなもんじゃありません。
時間が経つにつれてどんどん痛みが増していく感じでしたね。

陣痛が10分間隔になったり、破水したりおしるしが見られたなどいよいよ本陣痛だなと判断したならすぐに産婦人科に連絡して行きましょう!

こちらは陣痛の始まり、痛み、間隔について実際の経験を先輩ママたちが話している動画です。個人差はあるものの、参考になるのでよろしければご覧ください。

私の場合前駆陣痛から本陣痛になるまでの期間は3週間くらいでしたが、一般的には二週間から一か月間くらいの方が多いそうです。

最後に前駆陣痛から出産までの期間に注意が必要なケースについて書きます。

最後まで油断は禁物!注意すべき点。

痛みがずっと続いていてお腹の張りも収まらない。

前駆陣痛でも本陣痛でも痛みが一時治まるものなのですが、ずっと痛み続けお腹の張りも収まらないというケースは要注意です!すぐに受診しましょう!
常位胎盤早期剥離、破裂の危険性があります。

胎動が感じられず全く動いていないように感じる。

出産が近づいてくるとお腹のなかの赤ちゃんが産道近くまで下がってきて以前より動きにくくなるために母親が胎動を感じにくくなるということはあるのですが、突然に胎動が感じられなくなった場合は最悪赤ちゃんの命に危険が生じる可能性があります。
すぐに受診しましょう!

大量の出血

子宮口が開くことにより出血(おしるし)が見られても、あまりにも大量の出血が続くケースは命に関わる事態に繋がることもあるのでおかしいと思ったらこの場合もすぐに受診しましょう!

陣痛が起こる前に破水(前期破水)

早い時期に子宮内で赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れるとその部分から細菌に感染しやすくなるので速やかに迷わず病院へ行きましょう。

他にも何かおかしいと感じることや不安になることがあれば、手遅れにならないうちに病院へ相談し受診しましょう。

まとめ

  1. 妊娠中期から臨月に頻繁にお腹が張ることを「前駆陣痛」という。本陣痛と間違えやすい。一般的にはやがては自然に収まることや痛みが不規則なことなどの特徴がある。
  2. 前駆陣痛と本陣痛の違いを見分けるためには「お腹の痛みや張りが規則的か?」「収まるか?」様子を見る。
  3. 痛みやお腹の張りがずっと続いたり大量出血が見られたりするケースは速やかに病院を受診しよう。少しでもいつもと違うことや異変を感じたなら病院へ相談したり受診したりしよう。

私は「前駆陣痛」と「本陣痛」の違いについて知ってからはフライングして病院へ行くこともなくなり、時間を記録するなど落ち着いて対処することができるようになりました。

妊娠、出産は女性のみ、しかも健康や年齢などによりそれが可能な人や期間は一生のうち
に限られています。

陣痛は痛みやお腹の張りなど大変なこともありますが「前駆陣痛」にしても「本陣痛」にしても、それが来たならもうすぐ赤ちゃんに会えるしるしなのであと少しだけ頑張ってくださいね。

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