
母乳で赤ちゃんを育てることにはたくさんのメリットがありますが、授乳中にありがちなトラブルの一つに乳房の上部にしこりができてしまうことが挙げられます。
実は私も授乳中、乳房の上全体にしこりができて押すと痛いばかりか少しでも触れるだけで激痛が走りとにかく辛かったです。
あれって一度酷くなりだすと赤ちゃんにいくら吸ってもらってもどんどん酷くなってしまいぜんぜんダメなのですよね…。
そこで今回は私の辛い経験から授乳中に乳房にしこりができてしまう原因と対処策について知っておくと役に立つ情報をご紹介しますね。
目次
授乳中にしこりができてしまう原因
そもそもなぜ授乳中に乳房のしこりはできてしまうのでしょうか。
それには赤ちゃんの母乳の“飲み残し”が関係しています。
よく「いっぱい赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうのがママのためにもいい。」と言われますね。
実はこれ間違っていないのです。
赤ちゃんにたくさんおっぱいを飲んでもらうことは乳腺炎(後に詳しく書きますね。)の予防に繋がり質の良い母乳をたくさん作り出すためにも役立ちます。
しかし赤ちゃんが母乳を飲み残してしまうとママは“供給過多”のような状態になり、残った母乳は乳腺に溜まってしまいこれが厄介なしこりの原因になります。
ではなぜ赤ちゃんは母乳を飲み残してしまうのでしょうか?
それにはママの乳管が“詰まりやすくなっている”ことが原因となっている場合があります。
実は日常生活においてママが何気なくしていることが悪影響となっているなんてことも…。
乳管がつまりやすくなることにはこんなことが原因となっている可能性があります。
高脂肪、高塩分の食べ物、食べ過ぎ
これは私だけでなく周囲のママ友にもそういう人が多かったことですが、食べ物が原因で出るはずの母乳が詰まってしまうことってよくあるのです!
私は食べすぎたり、コンビニのカップスイーツや友人が差し入れしてくれたケーキを食べたりした翌日に乳房が張ってしまい一気に出が悪くなってしまったことがありました。
でも授乳中って本当にお腹がすきますよね。
私は普段は小食な方なのですが、赤ちゃんにおっぱいをあげていた間は疲れやすかったこともありつい高カロリーのものや甘いものを食べたくなってしまいました。
しかしこのことを知ってからは少しスイーツを控えたり低カロリーで健康的なおやつに変えたりするようになりましたね。
疲れ、不規則な生活
赤ちゃんが生まれると睡眠不足になり生活は不規則になりがちですが、そのような生活を続けることは免疫力低下に繋がります。授乳中に頻繁に口内炎ができたりしょっちゅう風邪をひいたりといった症状がみられる場合は免疫力低下を疑ってみましょう。
体を温め、赤ちゃんと一緒に昼寝して体を休めるなどして免疫力を上げるよう努めましょう。
ストレス
ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンの分泌を抑えることで母乳不足にさせる可能性があります。
授乳間隔のあきすぎ
これは私も経験したことですが、間隔を5時間半あけた時乳房が両方とも詰まってしまったらしく一気にしこりになってしまいました…。
このように授乳中のママの置かれている環境や生活習慣が乳管を詰まらせる原因となることがあります。
それではしこりができないように予防したり対処したりするためには具体的にどのようなことができるでしょうか。次にその点をご説明します。
自分でできるしこりの予防、対策。
母乳マッサージ
こちらは乳腺を発達させるための自分でできる母乳マッサージの動画です。痛くないですし簡単なので参考になさってくださいね。
しかしなかなかしこりがとれない時は無理をせず、産婦人科や助産院に相談して専門家にマッサージしてもらいましょう。
バランスの良い食事
授乳中低血糖にならないようにエネルギーとなる炭水化物(白米など)、野菜(特に体を温める根菜類)、母乳のもとになる血液を作ってくれるたんぱく質(肉や魚。鶏ささみや白身魚など良質で低脂肪な素材がおススメ。)などをバランスよく食事に取り入れましょう。
とは言えパスタやパンで済ませてしまう時など食事のメニューによってはどうしても栄養バランスが偏ってしまうこともあるので、そんな時私は圧力鍋で鶏肉などを入れた野菜スープをたくさん作っておいて食事にプラスするようにしていました。
水分をきちんととる
水分不足は血液の流れを悪くするので、血液ドロドロ状態になってしまう可能性があります。
血液は母乳のもとです。血液がドロドロになると当然母乳もドロドロの詰まりやすい状態になるので注意が必要です。
なんと赤ちゃんって一日に一リットルもの母乳を飲むそうなのです!!
もちろん赤ちゃんとは別にママの体も水分を必要としますから鍋料理、スープ、お味噌汁などによって食事からも水分をとるようにしましょう。
自分でできることについて私も効果的だったことをいくつか挙げましたが、なかには病院を受診する方がいいケースもあります。
こんなケースは要注意!酷くならないうちに病院を受診しよう。
「乳腺炎」についてご存知でしょうか。
乳腺が炎症を起こしてしまうことなのですが、実は授乳中のママの2~3割が乳腺炎を経験するそうです!結構多いですよね。
この「乳腺炎」になると発熱や痛み、乳房がカチコチに硬くなることがあり、酷くなると炎症でたまってしまった膿を切開手術で排出しなければならなくなるなんてことも!
治療に抗生物質や解熱鎮痛剤の処方が必要になることもあるので、発熱や寒気、胸が赤く腫れて触ると痛い場合などは悪化しないうちに病院へ行きましょう。
まとめ
- 授乳中に乳房にしこりができやすいのは、赤ちゃんの母乳の飲み残しが関係している。赤ちゃんが母乳を飲み残してしまうことにはママの乳管が詰まりやすくなっていることが原因となっていることが多く、食生活や不規則な生活が悪影響を及ぼしていることがある。
- 母乳マッサージ、食生活の見直し、水分補給などによりしこりができないように予防したり改善したりしよう。
- 乳腺炎になった場合、抗生物質や解熱鎮痛剤の処方が必要になることもあるのでその可能性が疑われる場合はすぐに病院を受診しよう。
私は初めての経験だったこともあり、乳房にしこりができたときはびっくりして「悪い病気だったらどうしよう?」などと思い焦りましたが、授乳中しこりができることはよくあることであり、自分でもかなり改善できると知ってからは落ち着いて対処できるようになりました。
しかしなかには乳腺炎のように自力では対処できないようなケースもあるので何か不安に感じたりおかしいと思ったりすることがあればすぐに病院で相談しましょう。