妊娠初期に起こる「つわり」によって、胃の不快感に悩まされる女性は少なくありません。

ゲップが止まらない、胸のムカつきや胸やけが酷い、吐き気、嘔吐、空腹時の気持ち悪さなど人それぞれ症状や程度は違うものの、飲食ができないこともあり胃の不調はとても辛いものですね。

実は私も妊娠中胃の不調が酷く、痛みが朝起床した時と夜の就寝時にかなり酷くなり、キリキリ傷んだりムカムカしたりして「これがいつまで続くのだろう…。」と絶望的な気持ちになったものでした。

そんな時は日頃からお世話になっている使い慣れた市販の胃薬に頼ってしまおうか…となりがちですが…。

その前に、ちょっと待った!!

妊娠中に生じる胃の不快感や対処法について、是非知っておいて頂きたい三つのポイントを紹介させて下さい。

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「つわり」による胃の不快感が起こるワケとは?


早い人もいるので個人差はあるものの、気持ち悪さや吐き気など胃の不快感は妊娠5週目くらいから始まり、一般的には「つわり」が治まる頃(妊娠16週目に差し掛かるくらい)には終わります。

妊娠中に胃の不快感が起こる原因の1つとして「ホルモンバランスの乱れ」が挙げられます。

女性は妊娠すると“黄体ホルモン”の分泌量が増加します。
黄体ホルモンそれ自体は子宮内の状態を整え、子宮収縮を防ぐなどお腹の赤ちゃんを守ってくれる大切な働きをしてくれる良いものですが、同時に胃腸の働きを弱めてしまう困った働きもあるのです。

また妊娠初期でそれほど目立たなくても実は少しずつお腹が大きくなっていることが原因となっている可能性もあります。
大きくなってきたお腹により胃や腸などの周りの臓器が圧迫され胃酸が逆流、食道に「逆流性食道炎」という炎症を起こしてしまうのです。

他には妊娠によるストレスが関係した自律神経の乱れが挙げられます。
私もそうだったのですが妊娠するって本当に喜ばしい感動的な経験ではあるものの、やっぱり不安やストレスもつき物ですよね…。

こちらは妊娠中ならではのお悩みランキングトップ3を紹介した動画ですが、かなり共感したので是非見てみてください。

妊娠していない人でも緊張したりプレッシャーを感じたりすると胃が痛くなったり気持ち悪くなったりするものなので、やはりストレスと胃の不快感との関係は切っても切れない関係にありますね。

他にもいくつかこういったことが理由ではないか?と言われていることはあるのですが、いずれにせよ「つわり」についてはまだまだ解明されていない点が多く実際のところはっきりした原因はまだ分かっていないというのが現状です。

では妊娠中に胃薬を飲んでも良いのでしょうか?その点について次にご説明します。

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飲めない胃薬と飲める胃薬がある?!

実は妊娠中に飲むことが安全であるとされていない胃薬は多いのです!!

例として「ムコスタ(レバミピド)」は、妊婦へ処方されることがあるものの“治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ”と説明書にあって、妊娠中投与することについて安全性が確立していないので、くれぐれも自己判断で飲まないようにしましょう。
また「サイトテック」という胃薬は流産や子宮出血がみられたとの報告があるので、家にあっても間違って飲まないように気をつけて下さい。

胃薬に限ったことではありませんが、特に妊娠中は薬を飲む前に医師に相談の上それが果たして自分が飲める薬なのか?飲み方や副作用は?などを知るためにも説明書をよく読むことはとても大切です。

飲食物にせよ薬にせよ、母親が摂取したものは少量であれお腹の赤ちゃんへ悪影響を及ぼすことがあるからです!

では辛い胃の不快感は我慢するしかないのでしょうか?

いいえ、安心して下さい。妊娠中だからと言って胃薬を飲んではいけないということはまずありません。

下記の薬は医師に相談後、許可さえ得られれば妊娠中も使用できるとされています!

  • パンシロンAZ
  • エビオス錠
  • 太田胃酸
  • ザ・ガードコーワ整腸剤
  • 新ビオフェルミンS錠
  • ガスター10
  • セルベール整胃錠
  • ミヤリサン錠

しかし「妊娠中でも服用できる」と説明書に書かれている市販薬であっても、妊婦さんには様々なケースがあるので、飲み方や使用頻度について指示されたり場合によっては別の処方薬を出されたりすることもあります。繰り返しになりますが飲む前に必ず医師に相談しましょう!

私の場合、一番安心して飲めたのはやはり病院で出してもらった処方薬でした。

処方薬ならどのように胃が不快なのか?例えばそれが痛みなのか?吐き気なのか?いつ?どのくらいの頻度で?など具体的に症状を医師に伝えた上で、自分に合ったものを処方してもらえますし、飲んだら下痢気味になったなど服用した結果を伝えたり薬の種類や量を自分に合ったものに調整してもらえたりするのでとても助かりました。

大抵胃薬は胃の不快感を軽減してくれますが、最小限にしてなるべく薬には頼りたくない方もいますよね。

そこで最後に、日常生活において心がけることのできる方法を挙げておきます。私も役に立ったので参考にしてみて下さいね。

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妊娠中の胃の不快感を予防・軽減するためにできること。

  • ゆっくり噛んで食事をする。
  • 油をたくさん使用した料理、高カロリーのものなど脂っこい食べ物を避ける。
  • ゆっくり噛んで食べる。
  • 冷えに注意!(足やお腹を冷やさない)
  • 消化の良いものを食べる。(例、うどん、おかゆ、ヨーグルト、すりおろしたリンゴなど。しかしこれだけでは栄養が足らないので温野菜サラダやフルーツ、野菜スープなどを取り入れましょう。)
  • 水分の摂り方に注意。少量をこまめに。
  • 一回の食事の量を減らし、回数を増やすことで食べ過ぎを避ける。
  • ストレスを解消し自律神経を整える。
  • 就寝時の枕を高くする。(胃酸が逆流しないように。)

私は妊娠中これらのことを知ってから、それまでのように胃痛やムカつきに酷く悩まされることはなくなりました。
また胃の不快感が生じた時も冷静に対処することができるようになったので妊娠中のストレスが軽減され、出産までの間快適に過ごすことができました。

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まとめ

  1. 妊娠中胃の不快感が生じるのはホルモンバランスの乱れや黄体ホルモンの分泌量が増加すること、ストレスによる自律神経の乱れなどが理由とされるがはっきりとした原因はまだ分かっていない。一般的に「つわり」が治まる頃には終わるので必ず終わる!と信じて冷静に対処すること。
  2. 妊娠中には飲めない胃薬と飲める胃薬がある。自己判断で飲むことは絶対に避け、医師に相談してからにする。
  3. 胃薬以外でも妊娠中の胃の不快感を軽減、予防できる方法がある。

「つわり」による胃の不快感は人によっては言葉では表現できないくらい辛いこともありますが、一人で悩まず時には医師に相談して市販薬や処方薬に頼り、日常生活で出来る限りの対策をすることで乗り越えられることを願っています。

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