この記事も読まれています
  • おかあさんといっしょへ出演する応募方法と倍率をまとめてみました!
    赤ちゃん
    おかあさんといっしょへ出演する応募方法と倍率をまとめてみました!
    イベント
    育児
    赤ちゃん
  • 「出産の不安で眠れない…」気持ちを落ち着かせる3つの方法
    出産
    「出産の不安で眠れない…」気持ちを落ち着かせる3つの方法
    出産
    育児
  • 赤ちゃんにストローをいつから練習させるべき?超効果的な方法を教えます!
    赤ちゃん
    赤ちゃんにストローをいつから練習させるべき?超効果的な方法を教えます!
    育児
    赤ちゃん
    飲み物
  • 妊娠で喉乾く理由は羊水が影響している!?身体に良い水分摂取方法とは?
    妊娠
    妊娠で喉乾く理由は羊水が影響している!?身体に良い水分摂取方法とは?
    不安
    妊娠
    育児
  • 新生児の寄り目になる原因とは?斜視って知ってる?
    新生児
    新生児の寄り目になる原因とは?斜視って知ってる?
    不安
    新生児
    育児

子育て経験者であるおばあちゃん世代からのアドバイスは、タメになるものもあれば、正直余計なお世話と呼べるものまでいろいろです。

そんな中でも「赤ちゃんに果汁をあげなさい」は、白湯に次いでバトルになることが多いワードではないでしょうか。

赤ちゃんに果汁はあげた方がいいの? どうしてしつこく果汁をあげるように言うの?

新米ママを困らせる『果汁問題』について、ママにもおばあちゃんにもわかりやすく説明します!

スポンサーリンク

赤ちゃんに果汁は必要? 果汁をあげてもいい時期は?

赤ちゃんが生まれてまもなく、ようやく授乳ペースも出来てきたかな…という時期に始まるのが「そろそろ果汁をあげてみたら?」というアドバイスです。

病院や育児書には母乳やミルク以外にあげる必要ないって書いてあるけど…?

初めは必要ないと断っていても頻繁に言われるとストレスですし、あげた方がいいのかななんて迷ったりしますよね。

私自身も娘が生後1ヵ月くらいの時に、実母からこの「果汁あげてみたら」攻撃にあいました。まだ母乳の出が安定していなくて、混合から完母を目指しているデリケートな時期だったので「余計なこと言わないで!!」とイライラしたものです。

赤ちゃんに果汁が必要かどうかと言われたら、答えはNOです。

母乳やミルクで栄養は十分足りますし、1日の授乳量を守っていれば脱水の心配もほとんどありません。どうしても水分を補いたい時は、湯冷ましで十分でしょう。

果汁をあげてもいい時期の目安は生後5~6ヵ月頃が、最近では一般的になっています。育児書や病院の健診でも、そのように指導されることが増えてきています。

この生後5~6ヵ月と言えば、ちょうど離乳食開始の時期ですね。

水分補給や味慣らしではなく離乳食メニューの一環として、果汁を取り入れることが推奨されているのです。

▲目次に戻る

スポンサーリンク

昔は果汁を与えるのが習慣だった? 果汁が必要だったワケ

では、なぜおばあちゃん世代はしきりに果汁を勧めてくるのでしょうか? それには当時の人たちの栄養事情が大きく関係していたのです。

1960年代、日本では母乳よりもミルクの方が栄養面で優れていると言われていました。真偽の程は定かではありませんが、俗に言う“粉ミルク至上主義”というものですね。

ただこの栄養価が高いとされている粉ミルクでも、ビタミンは配合されていなかったのです。

この不足するビタミンや濃度の高いミルクの水分補給のために、ビタミンCと水分を多く含む果汁を摂取することを生後3ヵ月から勧めていました。

その後粉ミルクの品質が改良されていく中で、ビタミンなどの不足する栄養素も補完されていきましたが、果汁を与える習慣は続いていきました。

離乳食やスプーンに慣れるためにも、果汁を飲ませるのは必要なこととされていたのです。実際に1990年代からは母子手帳にも「生後3~4ヵ月に薄めた果汁やスープを飲ませる」という記述が加えられていました。

しかしこれも2001年にアメリカ小児学会が、果汁は栄養価が低いので飲ませるべきではないという勧告がされたことによって、「果汁は飲ませるもの」という常識が少しずつ変わっていったのです。

さらには2003年にWHOも母乳中心の育児を推奨。

これを受けて日本では2008年に母子手帳から、果汁を与えるという記載がなくなりました。ただ公に周知されてはいなかったことから、果汁の必要性について認識がすれ違うという現象が起こっているのだと考えられます。

▲目次に戻る

果汁を与えることによるリスクとは?

果汁をあげることによって多くのリスクが生じるというのが、現代での考え方です。リスクについては先の2001年に発表されたアメリカ小児学会の意見を参照したいと思います。

  • 生後6ヵ月未満の乳児に栄養学的利益がない
  • 脱水の治療や下痢の管理の飲料として不適切
  • 過剰摂取は栄養障害に関係し得る
  • 過剰摂取は下痢、鼓腸、腹部膨満、う歯と関係する可能性がある

(参考:http://jalc-net.jp/dl/Pediatrics.pdf)

一言でまとめれば、「果汁は必要ない!」とバッサリ切り捨てているのです。

他にも果汁を飲み過ぎることによる『小児肥満』や、果汁ばかりを飲んで母乳やミルクの量が極端に減ってしまう『低栄養』『発育障害』などのリスクもあります。

また最近よく耳にするのは、アレルギーになる可能性があるというものですね。

生後4ヵ月に満たない赤ちゃんに果汁をあげると、消化器官が発達していないために食物アレルギーが引き起こされやすいのです。早い時期からあげるとリスクが高まることになるので、時期を見て離乳食と一緒に様子を見ながら与えるようにしましょう。

▲目次に戻る

果汁をしつこく勧めてくるおばあちゃんたちのかわし方!


このように常に新しい情報を得ることのできる子育て世代と違って、おばあちゃん世代は当時の知識と経験を最も大切にしています。

良かれと思って、新米ママたちにあれこれとアドバイスをしてくれるのですね。

せっかくの好意ですが、ママが果汁をあげる必要はないと考えているなら、なんとかして分かってもらいたいものです。「果汁はあげなくてもいいんだよ」だけでは説明不足で理解されづらいので、これまでの説明をまとめてお話ししてみて下さいね。

  • 昔はミルクに足りないビタミンを摂るために必要だったが、今は含まれているから大丈夫
  • 果汁ばかり飲むと、母乳やミルクの大事な栄養が不足する
  • 肥満になる可能性がある
  • アレルギーの原因になる

我が家では『アレルギーの原因になる』が一番効果的でした。

赤ちゃんの時に果汁をあげたせいで、一生果物が食べれなくなるかも…と話したらその後果汁を勧めてくることはありませんでした。

これらを説明しても、受け入れてくれないおばあちゃんも実はたくさんいます。

なぜなら自分も子育てした経験があって、自信があるからなんですよね。「わたしたちの時は大丈夫だったんだから…」が常套句です。

そんな時は病院のパンフレットや育児書を読んでもらったり、健診について来てもらって医師から説明してもらうというのも一つの手です。育児番組を録画しておいて、一緒に見て情報を共有するものいいですね。

多少誇張してでもきちんと伝えて、おばあちゃんたちにも理解してもらいたいですね。

▲目次に戻る

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事