
いつも生理がくる周期で生理が来ないと、だれでも「もしかして、赤ちゃん?」って思いますよね。検査薬が使えるのは生理予定日から一週間後のものばかりだし、この一週間がモヤモヤしてしまいます。
もし、赤ちゃんが出来ていたら…あなたの人生の大きな転機になりますね。
妊娠の初期症状と生理前の体調の違い
妊娠の初期症状には、
- だるい
- 肩がこる
- 卵巣がチクチク痛む
- 胃がムカムカする
- ねむい
などがあります。
ただ、これは個人差があるにしても生理前でも同じような症状がでる人もいますよね。
妊娠した時の決定的な体の違いってなんでしょう?
それは、基礎体温が違います。
妊娠を望んでいる人の多くが基礎体温計を付けていますが、生理が来ると下がるはずの基礎体温が高温相のままの場合、妊娠している可能性が高いのです。
ただし、基礎体温計が高いままだとしても100%妊娠しているわけではありません。
基礎体温はわずかな体調の変化や計測の仕方で変化してしまうものです。
検査薬が使用できない期間には個人では確定することが出来ませんが、なるべく穏やかに一週間を過ごしてください。
また、飲酒や喫煙をしている人は、もしも赤ちゃんがいてくれていたときの為に避けたほうが良いでしょう。
薬を飲んでいる人は、心配なら検査薬を先にしてみるのも良いかもしれません。
生理予定日の1週間後から使用可のものでも反応がでることがあります。これをフライング検査と呼ばれています。
正しい結果が出るとは限りませんが、薬が赤ちゃんに影響する恐れがあるので確認してから主治医に相談してもいいかもしれません。
想像妊娠とはどんな症状?
実際には妊娠していないけれど、妊娠の兆候が見られてしまう心身症状です。
「妊娠したい!」「今度こそ妊娠しているはずだ!」と強く思うことで、体が本当に妊娠しているかのような症状をだしてしまうのです。
具体的には、生理が遅れることもありますし、吐き気や体のだるさなどつわりのような症状が出る人もいます。
体の中では子宮内膜が厚くなったり、初乳を分泌したり、乳頭や乳輪が妊娠したときに起こす変化をさせることもあります。
しかし、妊娠検査薬は反応しません。
妊娠検査薬は受精卵が子宮に着床したときに分泌されるホルモン(hCG/ヒト絨毛性ゴナドトロピン)で判別しているので、想像妊娠ならば陰性の結果が出ます。
加えて、医師の診断で妊娠をしていないことを知ると途端に、妊娠の兆候の症状がなくなります。
妊娠していないと分かった翌日や当日に生理が来ることもあります。
人間だけではなく、パンダや犬なども想像妊娠をします。
妊娠を強く望む母の気持ちは自分の体を変化させてしまうのですね。
着床出血と生理の違い
着床出血はその名のとおり、「子宮に受精卵が着床した際に起こる出血」です。
妊娠の準備が出来ている子宮内膜に受精卵が着床して少し溶けだして起こります。
そのため時期としては、例えば28日周期で生理がコンスタントに来ている人なら
- 最後の生理(妊娠0週)
- 約2週間後排卵(妊娠2週)
- 約1週間後着床(妊娠3週)
- 約1週間後次の生理予定日(妊娠4週)
となりますので最後の生理から数えて3週間後あたりに出血があると「着床出血」の可能性があります。
生理予定日の1週間前にある出血ですので「あれ?今回の生理は早いかな」なんて思ってしまいがちですが、生理と違って少量がおりものに混ざる程度ですので目安にしてください。
ただ、症状は1日~1週間続く人もいます。
必ずしもあるものではないですし、少量過ぎて気付かない人も多いようです。
出血があると心配になってしまったり、気になってしまったりする人も多いと思いますが、もし妊娠していたとしても激痛や鮮血でなければ妊娠検査薬が出来る時期まで病院には行かなくてもいいと思います。
鮮血が大量に出る場合にはほかの原因が考えらえられるのですぐ病院へ行ってください
妊娠の兆候チェックリスト
- 体が熱っぽい
- いつもよりやたら眠たい
- 体がだるくて、疲れやすい
- 些細なことでイライラしてしまう
- 胸が生理前のように張る
- 乳首がチクチクと感じる
- いつもは気にならないのにごはんが炊ける臭いなどが気になる
- 胃がムカムカして気持ち悪い
- 食べ物の好みが変化した(すっぱいものがやたらと食べたい!など)
- いつもよりトイレが近い
- おりものの量が増えたように思う
- 基礎体温の高温期が3週間以上続いている
- 生理予定日を1週間以上過ぎたのに生理がこない
これらの症状があると、妊娠の兆候があるように思います。ぜひご自分の体の様子とチェックしてみてください。
すべてが当てはまるとは限りませんが、特に⑦や⑨の臭いや食べ物の好みの変化は生理前ではあまりおこらないことなので、妊娠しているかもしれませんね。
望んだ妊娠にしてもそうではないにしても、妊娠していてもしていなくても、女性は基礎体温の記録と生理の記録はしておくに越したことはありません。
自分の体調の変化を予想することもできますし、いざ妊娠したときにもとても役に立ちます。