赤ちゃんが順調に成長しているか、何か異常はないか、親としては常に気になるところだと思います。

妊婦健診ではエコー検査で赤ちゃんの身体の大きさを測定し、推定体重を算出し、順調に成長しているか判断します。
出産後に定期的に行われる乳児健診でも、身長や体重と共に、頭囲と胸囲を測ります。

妊娠中も出産後も、身長や体重は注意して見ていても、頭囲や胸囲はあまり気にしていない方も多いかもしれません。

もし急に医師から「赤ちゃんの頭が少し大きい」と言われたら…
どういったことが考えられるのでしょうか。

私も、次女の頭が大きめなことに気づいて調べてみたことがあるのですが、初めて知ったことが多かったです。
知っておきたいポイントをまとめました。

スポンサーリンク

頭が大きい!どんな理由が考えられるの?


赤ちゃんの頭が大きい原因は4つ考えられます。

  • 水頭症
  • ダウン症
  • 妊娠糖尿病
  • 遺伝や体質

頭が大きいということで、赤ちゃんが病気や障害を持っているのではないか、というところが一番気になるところだと思います。

ただ、水頭症やダウン症の場合は、頭が「少し大きい程度」はなく、「異常に大きく」なります。その場合、医師からもはっきりと疑いがあることを伝えられるはずです。
「少し大きい」と言われただけでも水頭症やダウン症では?と心配してしまうかもしれませんが、心配する必要はありません。

また、エコー検査は、その時によって姿勢や向きも異なる赤ちゃんの身体を測っていくので、測定ミスや誤差も考えられます。

水頭症って何?


水頭症というのは、あまり耳にしたことのない方も多いと思います。
脳の神経の異常によって頭蓋骨内に髄液が溜まってしまうことで脳の一部が拡大する病気です。10000人に7、8人の確率で発症します。詳しい原因はわかっていません。

妊娠22週を過ぎたころから診断が可能になります。
エコー検査の結果、水頭症の可能性がある、と判断された場合、CTスキャンや、胎児MRI検査を行います。

水頭症と診断された場合、妊娠中に何か治療や措置を行うことはなく、治療は出産後になります。出産後すぐに治療をする場合、赤ちゃんは後遺症もなく育つことが多いです。
後遺症としては、知的障害や知能の低下などがあります。

ダウン症って??


ダウン症は、誰もが聞いたことはあるのではないでしょうか。
染色体が通常46個のところ、1つ多い47個になることで起こる、先天性のもので、原因はわかっていません。

一般的には1000人に1人の確率ですが、妊婦さんが高齢になるにつれて確率が上がり、20歳では2000人に1人ですが、40歳では100人に1人の確率になります。

ダウン症は、早くて妊娠10週で診断されます。
ダウン症の特徴としては、頭が大きい以外に、手足が短い、心臓疾患がある、小指の関節が少ない、鼻骨の成長が遅いといったことがあります。
こういった特徴を見てエコー検査で医師がダウン症の可能性がある、と判断し、羊水検査を行います。

ダウン症は染色体異常のため、治療はできません。
ただ、心臓疾患や難聴や視覚障害といった合併症を持つこともあるので、その治療は出産後早期に始めます。
また、知的発達、身体的発達共に、通常よりもゆっくりなので、早いうちから療育をスタートし、サポートをしていきます。

妊娠糖尿病のせい?


妊娠糖尿病は、それまでは高くなかった血糖が妊娠の影響で高くなることです。原因としては、血糖値をコントロールするインスリンが、妊娠中は正常に働きにくくなることが考えられます。
高齢出産や肥満、糖尿病の家族がいる場合にも発症しやすくなります。

妊婦健診での尿検査や血液検査で、数値が高い場合はさらに糖負荷検査をして診断されます。

赤ちゃんにも糖分が多量に送られることで、頭だけでなく身体が大きくなったり、お母さん自身は、妊娠高血圧症などの合併症を引き起こしたりすることもあるので注意が必要です。

妊娠中は特に、塩分過多や、高カロリー高脂肪の食事は控え、栄養バランスの取れた食事を摂り、体重管理をしっかりします。激しい運動はできませんが、適度に身体も動かすようにしましょう。

出産後は自然に治ることがほとんどですが、将来、糖尿病になる確率が高いので気をつける必要があります。

遺伝や体質かも


当然ですが、子どもは両親に似るものです。少し大きいという程度であれば遺伝や体質である可能性も高いです。

次女の場合も、父親の頭が大きいので遺伝したのだと思います。
異常に大きいわけではなく、平均よりも少し大きい程度であれば、私たちに似ているのね、嬉しいわ、と楽観的に考えましょう。

スポンサーリンク

頭が大きいと自然分娩はできない?


頭が大きいと自然分娩はできないのでは?お腹を切って出産する帝王切開をしなければならないのでは?と心配に思うかもしれませんが、必ず帝王切開になるわけではありません。
水頭症であっても自然分娩は可能です。

赤ちゃんの頭の大きさにもよりますし、骨盤の大きさ、赤ちゃんの位置や姿勢、を見て、自然分娩が可能か、帝王切開の方が安全であるか、が判断されます。

出産は自然分娩が良い、帝王切開が良い、といったことはないので、赤ちゃんのために良い方法を選択しましょう。

頭が大きい子、将来は…?


赤ちゃんの時に頭が大きいと将来どうなるのか、というところも気になるところです。
遺伝や体質であれば、そのまま大きい可能性もあります。ただ、そもそも赤ちゃんは頭が大きいものなので、身体の成長とともに頭の大きさも気にならなくなることもあります。

また、頭が大きいと将来賢くなる、と聞いたことがあるかもしれません。頭が大きいと脳も大きく、知能も高いのでは、ということだと思います。

頭の大きさと知能は関連がない、という研究と、頭が大きいと言語能力や数学能力が優れるという研究、それぞれあるので、断定はできませんがその可能性はあります。

頭の大きさは別としても、脳は使うことで発達します。様々な遊びや学びを経験させてあげることで、脳を発達させていきましょう。

まとめ

  • 頭が大きい原因は4つある。
  • 水頭症やダウン症の可能性もあるが、その場合は頭が異常に大きくなる。
  • 妊娠糖尿病で赤ちゃんが大きくなることもあるので、妊娠中は食生活に気をつけ、適度な運動をしよう。
  • 少し大きい場合は、遺伝や体質である可能性も高い。
  • 頭が大きい場合も、帝王切開ではなく自然分娩ができる場合もある。
  • 赤ちゃんのときの頭の大きさがそのまま将来につながるとは限らない。知能の高い可能性もある。
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事